大阪校からのお知らせ
- 2015.12.08その他
- コラム特集★【第20回】 ICFの理解を深めましょう。
第20回 ICFの理解を深めましょう。
数えること、20回目のコラムとなりました。今回は表題について深い内容をお知らせしようと考えています。
まずは、ICFについて皆さんはどのように理解をされているでしょうか。
厚生労働省ホームページには、(『国際生活機能分類―国際障害分類改訂版―』(日本語版)の厚生労働省ホームページ掲載について)に掲載されています。
その中にはICFの活用について以下の内容が記載しています。「障害や疾病の状態についての共通理解」「サービスの計画、記録などのために実際的な手段」「調査や統計について比較検討する標準的な枠組み」というキーワードが出てきます。
このキーワードがさす意味の捉え方によって理解の深度が分かれます。介護現場や福祉関係の仕事に携わっている方であれば標準的でもあるかと思いますが、この考え方には共通理解というキーワードです。どの職種との共通理解なのか?
医療・福祉の共通理解と考えられますよね。ですがICFはもっと広い、広義の意味を含んでいます。どういう意味か・・・。それは、対象となる物(者・もの)が『人』であること。
ということは、人に関わる関係者の共通理解が必要であるということがわかるのではないでしょうか。
介護教育の場面では、ICFの考え方から『介護過程の展開』という内容の講義・演習があります。
初任者研修・実務者研修・介護福祉士養成校において、かなりの時間をかけて授業、講義が行われます。
ですが、カリキュラム内にて全てを伝えることが難しいのが現状でもあります。
教育の現場で行われる内容は、これから仕事につき、その後自身で学ぶための入り口に導く内容です。
分かりにくい・難しいという意見を良く聞きますが、難しいということに気づいたことで、その入り口に立ったということです。
その入り口を進むか、立ち止まるかを選択するのは、自身の自己決定にゆだねることになりますが、できれば進んでもらいたいと思いコラムで取り上げてしまいました。
福祉現場では、様々な考え方や、職場での取り組み方法が存在します。
その種類の多さにはびっくりさせられますが、共通してお伝えすることがあります。
ただ1つ。それは『その人を知る』という目的です。
そのための手段でもあるので、少しずつ知識を深めていただければと考えています。
今後も、皆様に利になる情報をお伝えしていけるよう取り組んでまいります。
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