コラム特集★【第14回】介護福祉士への道 パート⑧-三幸福祉カレッジ

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2015.10.27その他
コラム特集★【第14回】介護福祉士への道 パート⑧

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第14回 介護福祉士への道 パート⑧

 
 
皆さんこんにちは。数えること、8回目の『介護福祉士への道』となりました。という事は、着実に国家試験に近づいているということですね。日々の勉強の進捗はいかがですか。勉強すればするほど、範囲は広い!と感じている事かと思います。
 
 
以前パート③で上げました国が示している12項目は覚えていますでしょうか。今日はそこから1つ国家試験に踏まえてお伝えいたします。
 
 
 
12項目の1つ、≪高い倫理性の保持≫について
 
 
倫理という言葉。なかなか難しい言葉です。この事が試験にどんな影響があるの?というわけですが、試験センターのホームページより、前回試験の合格基準を参照して頂ければと思うのですが、そこに
『問題の総得点の60%程度を基準とし問題の難易度で補正した点数以上の得点者』とされています。
どういう意味を持つのか、それは中領域での問題数とその難易度という事ですが、例えば前回の試験では大領域(人間と社会)における中領域(人間の尊厳と自立)の問題数は2問でした。
中領域で絶対にしてはいけない事は1つ。0点を取らない事!そして先ほどの難易度による補正の意味です。問われる問題の中で選択してはいけない解答があることを把握しておいてください。
2問中1問は正解していたが、もう1つの問題で選択してはいけない解答を選択した場合、補正される可能性があるという事です。という事は、その領域が0点・・・ってことも無きにしもあらず。理由として考えられる内容が、先ほどの倫理に違反する内容だった場合に該当する意味合いを含んでいたりする事がありえるという事です。不安をあおるようですが現実は甘くないという事ですね。
逆に、問題では、適切なものを1つ選びなさいとなっているが、2つの選択肢がある場合です。その場合どちらを選択しても正解となり、補正対象問題となっているわけですね。
国家試験は落とす為の問題ではなく、『これだけの知識は身につけておいてください』という事ですのでしっかりと、≪知っている≫から≪人に伝えられる知識≫にしていく事がとても重要です。今後の取り組み、しっかり計画を立てて勉強していってください。
 
 

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