コラム特集★【第16回】介護保険制度の今・・・-三幸福祉カレッジ

大阪校からのお知らせ

2015.11.05その他
コラム特集★【第16回】介護保険制度の今・・・

《介護講師が伝える》介護・福祉のお役立ち情報★
img_shoninsha22

★【第16回】介護保険制度の今・・・

 
平成12年4月より介護保険制度が施行され、14年がたちます。
現在まで様々な改正がされてきましたが、皆さんはご存知でしょうか。
 
平成26年改正が第6期に向けた改正であることを。
改正内容となっている項目は、○在宅医療・介護連携の推進などの地域支援事業の充実とあわせ、全国一律の予防給付訪問介護・通所介護を地域支援事業に移行し、多様化。(※地域支援事業:介護保険財源で市町村が取り組む事業)○特別養護老人ホームについて、在宅での生活が困難な中重度の要介護者を支える機能に重点化
○低所得者の保険料軽減を拡充 ○一定以上の所得のある利用者の自己負担を2割へ引き上げ(ただし、月額上限あり)○低所得の施設利用者の食費・居住費を補填する「補足給付」の要件に資産などを追加。など。
以上の項目は一部を抜粋した内容ですが、それぞれの内容についてしっかり認識する必要性があるということです。それは、介護の業界で仕事をしている以上われわれは、制度にのっとって介護を提供しているということを認識する必要があるということです。
知りませんでしたでは済まされない、それが専門性ともいえるのではないでしょうか。
現在介護保険事業計画は第6期計画にあります。この第6期には、大きな意味合いがあります。それは団塊の世代が、全員65歳以上になるということ。そして2025年には、団塊の世代が全員75歳以上の後期高齢者になるということ。
このことが指す意味は・・・
2025年を境に高齢者数は減少していく、また制度を知り尽くした利用者が増えるということなど、さまざまな問題が待ち受けている現状です。2025年には介護保険事業計画は第9期に入ります。それまでしっかり制度・情勢の変化にアンテナを張っておくことが必要ではないでしょうか。
 

△介護の資格取得なら介護職員初任者研修の三幸福祉カレッジトップへ