コラム特集★【第19回】 介護福祉士への道 パート⑫-三幸福祉カレッジ

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2015.11.30その他
コラム特集★【第19回】 介護福祉士への道 パート⑫

第19回 介護福祉士への道 パート⑫
 
 
 
第3弾中領域「社会の理解」です。
 
 
 
試験勉強されている方の多くはここで躓いてしまうのではないでしょうか。そうです。苦手意識の高い制度について問われる内容です。
 
 
 
言い換えれば、われわれの仕事はこれだけ多くの制度が関わっているということが理解できるのではないでしょうか。なんとなく介護の仕事をしているという認識がここで崩されることとなります。そして改めて知るのは今挑もうとしている試験の先にあるのは、『国家資格』であることを知ることでしょう。
 
 
 
ですが、前回も述べたように自身の生活に置き換えることで知っていることも多いのがこの領域でもあります。たとえば、民法上の家族の定義についてですが、親族とは何か。それは配偶者・三親等内の姻族、六親等内の血族となっています。簡単に言うと、妻もしくは夫・自身の親・兄弟・子・祖父母・叔父叔母・甥姪・妻もしくは夫の親・兄弟・祖父母・甥姪にあたります。
 
 
 
また労働基準法についても触れてみましょう。経営者以外は雇用されている方となりますが(私も含めて)雇用されているから関わる制度として、雇用保険であったり、社会保険制度・厚生年金制度があります。そのような制度は私たちの生活において、必要不可欠な制度でもあります。生活していくうえで「知らないと損をする。知っていれば得をする」ではありませんが、より生活に安心できるのではないでしょうか。
 
 
 
また自身の得意な分野・苦手な分野に分かれると思いますが、障害関係の制度が苦手もしくは介護保険制度が苦手に分かれると思いますが、ポイントは『年代・施行された年と正式名称』です。障害関係においては様々な改定ポイントがあります。ということはその時々の変化は何かを理解しておきましょう。
 
 
 
 
 
【問題を解いてみましょう!!】
問題 権利侵害について、利用者自身が希望に沿わないことを我慢したり、あきらめたり、利用者の心理状態が原因である場合も含まれる。
 
解答 ○
 
解説:利用者自身があきらめや我慢することで、自身の権利を侵害することをセルフネグレクトと表記することがある。
 
問題 社会の理解について、民生委員は市町村長により委託された業務である。
 
解答 ×
 
解説:民生委員は厚生労働大臣より委嘱されたものであり、都道府県知事の推薦を受けている。

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