コロナでなぜ急増?異業種から介護職への転職を選ぶ理由-三幸福祉カレッジ

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2020.12.10お役立ち情報
コロナでなぜ急増?異業種から介護職への転職を選ぶ理由

まだまだ収まる気配のない、新型コロナウイルス。
この影響で飲食やアパレル業界など、これまで尽力してきた仕事を失い、やむを得ず転職活動を強いられた方も少なくありません。

そんななか、withコロナ時代の転職先として人気を博している業種があります。それが介護職です。

慢性的な人手不足として深刻化していた介護福祉業界への転職希望者が増えているのは、なぜなのでしょうか?

今回の記事では、その理由にあわせてコロナ禍だからこそ重視したい転職先の選び方もご紹介します。

コロナ禍で危機に立たされる女性の雇用

日本経済新聞(2020年9月20日発行)によると、女性の多い宿泊や飲食、小売りなどの業種がコロナの打撃を受け、7ヶ月間で87万人もの雇用を失いました。

 

女性の就業者が減少した主な職種
  • 宿泊・飲食
  • 生活・娯楽
  • 製造
  • 卸・小売り

 

対面型のサービス業や小売り業は、外出自粛や営業時間短縮の影響を大きく受けたことによって売り上げが大きく落ち込み、倒産に追い込まれた会社も数多くあります。

 

特に上記のような内需型の業種は、非正規として働く女性が多いため、コロナの影響で「働く場所を失った女性」が増加したことに繋がるのでしょう。

 

これまでの知識や経験を生かそうと思っても、同じ業種はどこも状況が厳しく、再就職先を探すことは容易ではありません。

 

こうした業種の雇用回復には時間がかかるだけでなく、「接触を避ける新しい生活様式」が強いられることによってどんどんデジタル化が進み、働く現場の人員自体を削減する動きが予想されます。

 

新型コロナウイルスは私たちの働き方にも大きな影響を与え、仮にウイルスの蔓延が収まったとしても、もう元のカタチには戻らないと言われるところまできてしまいました。

 

だからこそ、このタイミングで職種転換を考えることは、今後の働き方と向き合う上で多くの方にとって大切なことと言えるでしょう。

 

withコロナ時代に重視したい転職先選びのポイント

「withコロナ」という言葉が生まれたとおり、今後私たちはコロナと共存しながら生きていかなければなりません。

コロナ禍においても、生きていくためには「働く」ことは避けられず、今後の転職先選びでは「将来性やニーズのある業種かどうか」が重視ポイントとなるでしょう。

目に見えないウイルスは一時的に収束したとしても、またいつ蔓延するかわからず、再び私たちの生活を蝕んできます。

そんなとき、「働く場所がない」「収入がない」という最悪の事態だけは避けなければなりません

今回コロナによる影響を大きく受けた業種では「これまで通り」の働き方が通用しなくなり、「このまま、今の会社で働き続けて大丈夫なのだろうか」と不安を感じるようになった方も少なくないでしょう。

直接的な収入の面でも、突然の給料減やボーナスカットに見舞われた方が多いはず。

そういった事態に陥らないように、今後はあえて「就職難になりにくい業種」を選ぶことも得策だと言えます。

いま介護職への転職希望者が増加している理由

コロナ禍以前よりも「会社の経営状態」や「柔軟な働き方への理解や対応」に関心を寄せる人が増えたことで、就職ニーズが高まった介護職。

そこにはwithコロナの時代だからこそ選ばれる魅力的な理由がありました。

今後も需要がある職種だから

先ほども述べたように、コロナ禍以降の就職先選びでは「雇用の安定」が非常に重要なポイントとなります。

総務省が発表したデータによると、前年に比べて29万人もの人口が減少している一方で、65歳以上の高齢者は3617万人と過去最多になりました(2020年9月15日現在)

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(参照)統計からみた我が国の高齢者|総務省

たった1年で30万人もの高齢者が増加し、総人口に占める割合は28.7%。
この割合は今後も上昇すると試算されており、2040年には、35.3%になると見込まれています。
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(参照)統計からみた我が国の高齢者|総務省

こういった背景からも、介護職には今後ますますの需要があり、就職難になりにくい職種と言えるでしょう。

施設数が多く、地方でも需要があるため、自宅付近で職場を探すことが難しくないことも人気の理由となっています。

経験を活かしてキャリアアップできるから

少し前までは複雑化していた介護職のキャリアアップですが、現在は「介護福祉士」を目指すルートに一本化され、現場での経験を活かして、国家資格を目指すことも可能です。

また同じ介護職の中でも業種は多岐にわたるため、新たな資格を取得することで「生活相談員」や「ケアマネジャー(介護支援専門員)」を目指すこともできます。

もし勤めている事業所の経営が傾いたとしても、介護・福祉を必要としている職場は多く、資格を活かして次の職場を見つけることもそう難しくはないでしょう。

「別の会社に転職したら、また1からスタートしなければならない」というものではなく、介護業界は別の事業所へ転職しても、現場での経験を活かしながらキャリアアップできることも大きな魅力です。

コロナ禍での転職は今後の働き方を見直すチャンス

コロナによる社会的影響は大きく、やむを得ず転職を強いられた方も多いでしょう。
しかし、長い目で見たときに、これは自分の人生を大きく変えるチャンスだとも考えられます。

これまでは今の働き方に不満を持っていても、時間がなかったり、現状を変えるための行動が面倒だったりで「何となく続けてきた」という方も多いのではないでしょうか。

このような状況になったからこそ、「自分はどう生きたいのか」という本音と向き合い、改めて今後の働き方を考えるきっかけになるかもしれません。

「就職先を失う」という最悪の事態が珍しくないこのコロナ禍だからこそ、これからの生き方働き方を考え、早めに行動することも自分の身を助ける術となるでしょう。

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