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2025.06.02福岡校第38回(2026年1月実施)介護福祉士国家試験情報 試験日からパート合格、受験手続の方法まで写真付きで解説
第38回(2026年1月実施)介護福祉士国家試験情報 試験日からパート合格、受験手続の方法まで写真付きで解説 第38回(令和7年度)介護福祉士国家試験の試験概要が発表されました。第38回からパート合格が導入されます。試験の概要と受験手続について解説します。 1.第38回(令和7年度) 介護福祉士国家試験 試験概要 第38回(令和7年度)の介護福祉士国家試験の概要(予定)は以下の通りです。 試験日 2026年(令和8年)1月25日(日曜日) 受験場所 筆記試験(35試験地) 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、福島県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、石川県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県 「受験の手引」の取り寄せ開始時期 2025年 (令和8年)7月上旬〜9月3日(水曜日)23時59分59秒まで 試験センターのホームページは「こちら」 受験申込期間 2025年(令和7年)8月6日(水曜日)から9月5日(金曜日)まで ※ 初めて受験申し込みをする方、過去の試験で確定した証明書を提出していない方は、あらかじめ受験の申し込みに必要な書類「受験の手引」を取り寄せる必要があります。 合格発表日 2026年(令和8年)3月16日(月曜日) 参照:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「介護福祉士国家試験 試験概要」 2.パート合格(合格パートの受験免除)がスタート! 第38回(2026年1月実施)から、パート合格が導入されます。 これまでの介護福祉士国家試験は、全科目の総得点が合格基準点を超えていれば合格でしたが、第38回試験から、13科目を3分割し、分割したパートごとに合否を判定します。不合格のパートがあった方は、翌年は合格したパートの受験は免除され、不合格のパートのみ受験できるようになります。(合格したパートは2年間有効) ▼パート合格制度の現行との違い ▼分割パターンの考え方 引用:厚生労働省「介護福祉士国家試験におけるパート合格(合格パートの受験免除)の導入について 3.「受験の手引」の取り寄せから受験申し込みまでの流れ 介護福祉士国家試験の受験手引きの取り寄せから受験の申し込みまでの流れは以下の通りです。 STEP1:「受験の手引」を取り寄せる STEP2:必要な書類を取り寄せる STEP3:試験センターに提出する STEP1:「受験の手引」を取り寄せる (1)ホームページで請求する 7月上旬に請求窓口が開設され、9月3日(水曜日)23時59分59秒まで請求できます。 試験センターのホームページは「こちら」 遅くとも受験申込期間締め切り9日前の8月25日(月曜日)までに請求しましょう。 <注意事項> ・EPAルートで受験を申し込む場合は、EPA用の『受験の手引』を取り寄せる必要があります。 ・台風など何らかの影響により、お手元に届くのが遅れる可能性がありますので、早めに請求しましょう。 ・「受験の手引」は、ヤマト運輸の宅配便で7月中旬以降に順次発送されます。 ・発送は日本国内に限ります。 ・「受験の手引」は、1人につき1部のみ請求できます。 ※予備を請求することはできません。 (2)郵送はがきで請求する(ホームページで請求できない場合) 「受験の手引」は、インターネットもしくは郵送はがきで請求することが可能です。 8月25日(金曜日)以降に「はがき」を郵送する場合は、必ず速達で郵送してください。 ※「はがき」で請求する場合、試験センターにはがきが届くまでの日数を要するため、ホームページで請求するより、「受験の手引」がお手元に届くまでに日数がかかることをご承知の上で請求しましょう。 ※注意事項 ・1人の場合は、「1人分」と記入してください。 ・「郵便はがき」の場合は、7月上旬から請求してください。 ・「受験の手引」は、1人につき1部のみ請求できます。 ※予備を請求することはできません。 引用:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「介護福祉士国家試験 受験申込手続き」 https://www.sssc.or.jp/kaigo/tetsuzuki.html STEP2:必要な書類を揃える ※写真は第37回のもの 必要な書類は受験資格区分により異なるため、「受験の手引」がお手元に届き次第、自身が該当する必要書類を今一度確認しましょう。 以下、「区分2」実務経験ルート(実務経験3年以上+実務者研修修了の受験資格をお持ちの方)が必要な書類を紹介します。 ・受験申込書 ・受験手数料払込受領証貼付用紙 ※受験手数料(18,380円)は、「受験の手引」の中に同封されている受験手数料の払込用紙を使用して支払います。 受験申込受付期間内(令和7年8月6日(水曜日)から9月5日(金曜日)まで)にコンビニエンスストア等(ゆうちょ銀行(郵便局)、金融機関は不可)で払い込んでください。 支払い後に受け取る払込受領証の原本を、受験手数料払込受領証貼付用紙にのり付けます。(コピーは不可) なお、インターネットによる受験申し込みをする方は、『受験の手引』の払込用紙は使用できません。受験申し込み手続きの中で選択されたお支払い方法(クレジットカードまたはコンビニエンスストアでのお支払い)により払い込んでください。 ・受験用写真等確認票 ・実務経験(見込)証明書 ※実務経験(見込)証明書は、勤務している事業所に作成してもらう必要がありますので、締切期限を考慮して余裕を持って作成の依頼をしましょう。 ・実務者研修修了証明書または実務者研修修了見込証明書 実務者研修を修了した学校から郵送などで送られてきます。 国家試験の申込み期間内に実務者研修が修了しない方には、「実務者研修修了見込証明書」が届くので、受験申し込みにはこちらを使用しましょう。 ※その他、一部の方にも必要な書類 ・従事日数内訳証明書:同じ期間に複数の事業所などに勤務していた場合 ・証明書提出済申出書:過去の試験で受験票を受け取った場合 ・戸籍抄本または戸籍の個人事項証明書:結婚などにより受験申込書と上記書類の順書が異なる場合 STEP3:試験センターに提出する 必要書類が揃えたら、「受験の手引」に同封されている封筒に入れ、受験申込受付期間内(8月6日(水曜日)~9月5日(金曜日))に郵送しましょう。 ※郵送する際は、郵便局の窓口にて簡易書留として送付を依頼しましょう。 再受験者はインターネットで受験申込が可能 過去の試験で、受験票を受け取った方のうち、確定した証明書を提出した方(受験資格が確定している方)は、パソコンやスマートフォン、タブレットなどからインターネットによる受験申し込みが可能です。 インターネットで受験申し込みすると以下のメリットがあります。 ・「受験の手引」の請求をする必要がない ・受験申し込みなどの郵送料がかからない ・顔写真をプリントする必要がない ・受験手数料の支払いには、クレジットカードもしくはコンビニエンスストア決済による選択が可能 ・受験の申し込みが完了した後の住所や氏名の変更が簡単 ※なお、過去の試験の「試験回」「受験番号」が分からない方や、インターネットによる受験申し込みが可能か分からない方は、7月以降早めに(遅くとも8月31日までに)試験センターに問い合わせましょう。 社会福祉振興・試験センター 試験室 電話番号:03-3486-7521 受付時間:9時30分~17時00分(土曜・日曜・祝日を除く) 引用:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「介護福祉士国家試験 過去に試験の受験申し込みをしたことがある方」https://www.sssc.or.jp/kaigo/tetsuzuki_03.html 3. 介護福祉士国家試験に合格した後の流れ 介護福祉士国家試験に合格した後は、まず「介護福祉士登録申請」が必要です。申請を行わなければ登録証が手元に届かないので忘れずに行いましょう。 STEP1:必要書類を簡易書留で提出する ・登録申請書 ・登録免許税「収入印紙」の原本※登録証明書に貼り付けること(登録免許税9,000円) ・貼付用紙 ・登録手数料「振替払込受付証明書(お客さま用)の原本※貼付用紙に貼り付けること(登録手数料3,320円) ・下記いずれかの書類1通 戸籍の個人事項証明書の原本 戸籍抄本の原本 本籍地が記載された住民票の原本 STEP2:試験センターで受理 試験センターで受理後に審査が行われ、登録簿へ登録されます。 STEP3:登録証の交付 提出された書類に不備がないことが確認されたら、1カ月程度で登録証が発送されます。 なお、1カ月以上経過しても登録証が届かない場合は、試験センターへ送付した際の簡易書留郵便物受領書を用意した上で、試験センターへ電話で問い合わせしましょう。 【まとめ】 第36回(令和5年度)介護福祉士国家試験について、手引に沿った受験申込手続き方法をご紹介しました。 「受験の手引」を取り寄せしてから受験の申込期限までは、あまり時間がありません。 特に、仕事をしながら介護福祉士国家試験を受験する方は、日々の慌しさで申込期限を忘れてしまうことがないように注意しましょう。
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