【陣?】介護現場の定着へのとりくみ-三幸福祉カレッジ

名古屋校からのお知らせ

2019.08.02その他
【陣?】介護現場の定着へのとりくみ

おはようございます。ジンノウチです。

 

私がこの仕事(人材派遣会社)をするようになり

人材を施設様にご紹介するということで

この6年もの間、試行錯誤して取り組んでいる事がある。

 

それは、私にとっても介護の現場にとっても永遠のテーマ

「介護の現場で働く人が長い間ずっと働いて頂く」

 

この壮大なるテーマを色々考えてはトライしている.

 

私が施設様にご紹介する人材の大半が

「三幸福祉カレッジで初任者研修を修了し未経験である」

近頃では「無資格未経験」のような方も増えてきた。

 

5年前を遡ると、わたしは年間40人ほどの方をいろんな施設に紹介していた。

し・か・し、ここで問題が発生した。

 

 

求職者は面接でも入職前でも「やる気満々」だった・・・

入職後

「思っていたのと違う」

「腰が痛いのでやめます」

「きびしいことを言われた」

「介助だけだと思ったけど記録の業務がある」

などと退職に至ってしまったケースが何回かあった。

17%の方々が1年でリタイアしてしまった。

 

せっかく、人材を紹介したのだけど

「介護現場に定着」しなければ、、、

 

『入職後は、私が関われない』

『入職前に、もっと何かできることがないか』

 

日々、頭を悩ませていた。

そんな中、いつも何気なく会話している先生に

「紹介してもやめてしまう」とポロっと口に出してみた。

 

そしたら優しい声で「わたしは特養のユニットで教育係りしとったんよ~」

って教えてくれ、1週間後には私に「こんな研修してみたら~」

オリジナルの研修の資料を私にくれたのだ。

これが「暮らしを支えるケア」という勉強会の発端だ。

 

「暮らしを支えるケア」とは、

ご利用者様が今までしてきた「暮らし」を支えるケアができるように

どんな視点でご利用者様にかかわっていくのか

どんな法律の元にできあがっているのか

ケアをしながらどんな記録を書いていくのか

介助以外の雑務、PC業務なども介護サービスの一環であるというのも教えてくれる

入職前にギャップをうめる研修になっているのです。

 

 

 

月末に1回開催され、今年で5年目になり、

2018年度は人材紹介を年間40人程紹介しました

2019年6月になりましたが今のところ定着率100%です。

 

 

介護の現場の定着

 

まだまだトライしていきます。

定着するにはその他にも取り組んでいて

「見学」「施設との面接前のやりとり」「入職後に現場訪問」など

組み合わせています。

今回は、定着のための取り組みとして

入職前に「暮らしを支えるケア」という勉強会を

やっているというご紹介でした。

一読して頂きありがとうございます。

 

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100歳になる祖母です。介護度3ですが、”暮らし”を続けています。

《つづく》

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