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【速報】第38回(2026年1月実施)介護福祉国家試験合格発表
第38回介護福祉士国家試験の合格発表が、3/16(月)発表されました。合格率は70.1%で、過去5年で一番低い合格率でした。
一方で、外国人の受験者は1万人を超え、10406人が受験し昨年の約2倍に増加しています。
また、第38回から、パート合格制度が導入され、パートごとの合格者数も発表されています。
大きな変化の年でしたので、結果についてしっかりと押さえておきましょう。
目次
1.第38回(2026年1月実施)介護福祉士国家試験結果
第38回介護福祉士国家試験は、受験者数78,469人で、合格者は54,987人、合格率70.1%という結果でした。受験者数は、+3,082人増加しましたが、合格者は4,005人マイナスの54,987人でした。
今回からパート合格制度が導入され、パート合格者の人数についても公表されました。
①試験全体の結果
・受 験 者 数 78,469人
・合 格 者 数 54,987人
・合 格 率 70.1%
パート別合格(合格パート受験免除)者数
Aパート 3,935人 Bパート 1,509人 Cパート 6,181人
▼過去5年合格率推移
| 区分 | 第34回 | 第35回 | 第36回 | 第37回 | 第38回 |
| 受験者数 | 83,082 | 79,151 | 74,595 | 75,387 | 78,469 |
| 合格者数 | 60,099 | 66,711 | 61,747 | 58,992 | 54,987 |
| 合格率 | 72.3% | 84.3% | 82.8% | 78.3% | 70.1% |

②外国人(特定技能・技能実習)受験者数・合格者数・合格率
外国人の受験者数は、集計された第36回以降、前年の2倍のペースで増加し、第38回国家試験では、受験者数が1万人を超え、10406人でした。一方で合格率は33.3%と昨年とほぼ横ばいですが、外国人受験者が増加しているため、合格者数は3,662人まで増加しています。
| 第36回 | 第37回 | 第38回 | ||
| 特定技能1号 | 受験者数 | 1,950 | 4,932 | 10,406 |
| 合格者数 | 751 | 1,643 | 3,435 | |
| 合格率 | 38.5% | 33.3% | 33.0% | |
| 技能実習 | 受験者数 | 596 | 155 | 517 |
| 合格者数 | 280 | 50 | 227 | |
| 合格率 | 47.0% | 32.3% | 43.9% | |
| 合計 | 受験者数 | 2,546 | 5,087 | 10,923 |
| 合格者数 | 1,031 | 1,693 | 3,662 | |
| 合格率 | 40.5% | 33.3% | 33.5% |
③合格基準点
第38回の合格基準点は、総得点125点に対し、特定64点以上という結果でした。合格の条件は、これに加えて11科目群のすべてにおいて得点があることが必要です。

④パートごとの合格基準
第38回介護福祉士国家試験から、パート合格制度が導入されました。
パート合格制度とは、13科目を3分割し、分割したパートごとに合否を判定します。不合格のパートがあった方は、翌年は合格したパートの受験は免除され、不合格のパートのみ受験できるようになります。(合格したパートは2年間有効)
合格基準点は以下の通り
①全パートの総得点の合格基準を満たさないもののうち、各パートの合格基準点以上を得点し、かつ、当該ぺーとを構成する試験科目において、すべてに得点があったものについて、パート別の合格とする。
②各パートの合格基準点については、すべてのパートを受験した全受験者の、各パートの平均得点の比率を用いて、全体の合格基準を按分して得られる各パートの点数とする。
| 合格基準点 | 第38回の各パート合格者数 | |
| Aパート | 32.23点 | 3,935人 |
| Bパート | 20.43点 | 1,509人 |
| Cパート | 11.33点 | 6,181人 |
出典:公益財団法人社会福祉振興・試験センター
厚生労働省「第38回介護福祉士国家試験合格発表について」
2.国家試験合格後の手続き方法
国家試験の合格者には、合格証書と一緒に「登録申請書・登録の手引」が同封されています。
手引きに従って速やかに手続きを行い、「資格登録」を済ませましょう。
①必要書類を簡易書留で提出する
下記書類を準備し、必ず簡易書留で郵送しましょう。
②試験センターで受理
試験センターで受理後、審査が行なわれ登録簿へ登録されます。
③登録証の交付
提出された書類に不備がなければ、1ヶ月程度で登録証が発送されます。
3.【キャリアアップ目指す方必見】介護福祉士求人を見る3つのポイント
介護福祉士合格後、キャリアアップをめざして転職を検討されている方も多いのではないでしょうか。
合格後、キャリアアップをめざしている方は、一度求人を見てみましょう。
ポイント1✨月給の金額
介護福祉士を取得することにより、基本給のアップや、資格手当や待遇改善手当による給与アップが期待できます。
また、将来的にキャリアアップし管理職などに就くことができれば更なる収入アップの可能性もあります。
経験年数などにより給与は変わってきますが、現在の月給と比較してみてください。
ポイント2✨賞与の支給額
介護福祉士を取得したことで、賞与の掛け率が増え、支給額が増える求人もあります。
月給だけでなく、賞与も含めた年収ベースで考えることも大切です。
ポイント3✨キャリアアップ支援
将来は管理者の仕事に就きたいと介護福祉士を取得された方も多いのではないでしょうか。
介護福祉士として実務経験を積むことで、介護支援専門員(ケアマネジャー)を目指すこともできます。
希望の求人にキャリアアップのための支援があるかも確認するとよいでしょう。
この記事の監修者
三幸福祉カレッジ 編集部
実務者研修・初任者研修を全国で開講している三幸福祉カレッジです。介護の仕事や資格について皆さんが疑問に思っていることや気になること、話題の情報を更新しています。
