試験情報
【2025年最新版】第28回(2025年度)ケアマネジャー試験 合格発表
目次
第28回(2025年度)ケアマネ試験 合格率
≪参考≫東京都合格率
2025年度合格率:29.5%
(2024年度全国合格率:32.1%)
【合格基準点】
1 介護支援分野 :18点
2 保健医療福祉サービス分野:25点
参照元:東京都福祉局
各都道府県の試験センターはこちらから確認できます。→試験センター一覧
全国の正式な合格率は後日厚生労働省から発表があります。
ケアマネ試験の受験者数・合格率推移
第27回(2024年度)介護支援専門員実務研修受講試験(ケアマネジャー試験)の受験者数は53,718名で、昨年よりも2,700名ほど少なくなっており、試験方法が変更になった2021年度以降、最も少ない受験者数となっています。全国の合格者数・合格率は厚生労働省より公表後、掲載いたします。
合格基準について
ケアマネジャー資格試験は、「介護支援分野」が25問、「保健医療福祉サービス分野」が35問の全60問出題されます。
各分野で正答率70%以上が合格ラインですが、合格基準は試験内容の難易度により調整されます。
2024年度のケアマネ試験の合格基準点は、東京都を参考にすると、介護支援分野が18点、保健医療福祉サービス分野が25点で、2023年度よりも高くなっていました。
参照:東京都保健福祉局
第28回(2025年度)試験 総評(三幸福祉カレッジ講師 小林桂子)
第28回介護支援専門員実務研修受講試験全体の印象は、「例年通り」です。大きく合格基準点が動くことはないと予測されます。
次に分野別に内容を分析します。
【介護支援分野】
やや難しかったとお感じなられた受験生が多かったと思います。例えば、問2「認知症基本法」、いつ出るか?いつ出るか?ついに出題!という感じでしたが、内容は難しく難問といえます。その他にも、問4、6、13、14、15、17は、三幸福祉カレッジの独自分析(自己採点サービス)の正答率が低いことから、難問といえます。
一方で、問18「介護認定審査会」、問19「課題分析標準項目」、問20「サービス担当者会議」、問22「基本チェックリスト」など、基本的な問題も多く出題されていました。そして、例年通り得点源の事例問題が2問出題されました。
今回は、難問が多かったため、難しい印象を持った受講生が多かったかと思いますが、長寿社会開発センター基本テキスト等を中心に学習を進め、過去問題を活用していれば得点できた問題が多かったと思います。
【保健医療サービスの知識等】
例年通りの難易度で、他分野と比較すると易しかったのではないでしょうか。
難問といわれる出題がなかったことも、例年通りの傾向です。「サルコペニア」「フレイル」「パーソン・センタード・ケア」「アドバンス・ケア・プランニング」等のカタカナの専門用語を覚えていれば、容易に正答を導き出せる問題が多くありました。
また、覚えていなくとも、問35「感染症」選択肢5~エプロンやガウンは、節約のためできるだけ使い回しをする。という、一般常識の範囲で消去できる選択肢もありました。
サービス系の問題では、「介護老人保健施設」の出題がありませんでしたので、第29回では出題される可能性が高いと考えられます。
【福祉サービスの知識等】
例年通りの出題項目でした。
高齢者福祉の基礎知識では、2年連続、問49「地域援助」が出題されました。それ以外にも問58「生活保護制度」、問59「成年後見制度」が出題され、こちらも定番の出題でした。
サービス系の問題では、基本方針を問う選択肢が目立ちました。問56「小規模多機能型居宅介護」は難問で、頭を抱えた受験生も多かったのではないでしょうか。自己採点サービスでは、正答率が25%と福祉サービスの中では、最も難問だったといえます。選択肢2と5で悩みましたね。それ以外は、定番の出題が多かったので、難易度としては例年通りといえます。
皆様多忙な中での受験、大変だったかと思います。まずは、ゆっくり休息をとってください。そして、今まで頑張って努力してきたご自身を労わってあげてくださいね。
この総評が、今年の試験内容の分析とともに、次回の受験を考えている皆様のご参考になれば幸いです。
参考:第27回(2024年度)ケアマネジャー試験結果
2024年度合格率:32.1%
(2023年度全国合格率:21.0%)
【合格基準点】
1 介護支援分野 :18点
2 保健医療福祉サービス分野:25点
参照元:厚生労働省第27回介護支援専門員実務研修受講試験の実施状況について
1.ケアマネ試験の受験者数・合格率推移
第27回(2024年度)介護支援専門員実務研修受講試験(ケアマネジャー試験)の受験者数は53,699名で、昨年よりも2,700名ほど少なくなっており、試験方法が変更になった2021年度以降、最も少ない受験者数となっています。
2.合格基準について
ケアマネジャー資格試験は、「介護支援分野」が25問、「保健医療福祉サービス分野」が35問の全60問出題されます。
各分野で正答率70%以上が合格ラインですが、合格基準は試験内容の難易度により調整されます。
介護支援分野が18点、保健医療福祉サービス分野が25点で、2023年度よりも高くなっていました。
ケアマネジャー試験に合格した後の手続き
ケアマネジャーとして働くためには、試験に合格後、「実務研修の受講」および「資格登録」を行う必要があります。
この3点が完了しないと、ケアマネ業務に就くことはできませんので、忘れないように手続きを進めましょう。
①「介護支援専門員実務研修」を受講する
年に数回、各都道府県で実施されています。
15日間の講習+3日間の実務(87時間以上の研修)の受講を全日程出席して修了となりますので、必ず出席しましょう。
②各都道府県の「介護支援専門員資格登録簿」へ登録
介護支援専門員実務研修を修了したら、3ヶ月以内に各都道府県の「介護支援専門員資格登録簿」へ登録申請を行わなければなりません。
申請先や必要書類は各都道府県によって異なりますので、詳細は合格通知に同封されている案内を確認しましょう。
③介護支援専門員証の交付申請
ケアマネとして仕事をするためには、都道府県の知事が発行する介護支援専門員証の交付が必要となります。
介護支援専門員証の交付は、③の登録申請と同時に行うことができるため、あわせて申請しておくことをおすすめします(別途、手数料が必要)
※手数料や必要書類は都道府県によって異なりますので、必ず申請する地域の情報を確認してください
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