大阪校からのお知らせ
- 2019.08.07お役立ち情報
- 介護の仕事内容をわかりやすく解説!施設の種類によって異なる資格や働き方
「介護職に興味はあるけど、違いがよくわからない」
「具体的な仕事内容や種類を知りたい」
という方も多いのではないでしょうか。
一般的によく知られている「介護職員」でも、働く場所によって仕事内容が大きく変わってきます。
今回は「入所施設」「通所施設」「訪問介護」の3種類に分けて、具体的な介護職の仕事内容・種類を解説します。
介護職って資格がなくてもできるの?
掃除・洗濯・料理など、利用者さんの身体に触れない「生活援助」は資格がなくても行うことができます。
しかし、食事・入浴・排せつなど、利用者さんの身体に触れてサポートする「身体介護」は、訪問介護の場合、資格がないと行うことができません。
資格を持っていると、仕事の幅が広がるのはもちろんのこと給与アップや転職のしやすさも期待することができます。
まだ介護資格を持っていない方は、最短1ヶ月での資格取得が目指せる「初任者研修」をおすすめします。
①入所施設で働く
入所施設は基本的に24時間体制で入所者のお世話をする場所。
勤務はシフト制のところが多く、夜勤もあります。
介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)
自治体や社会福祉法人が運営している施設で、入所者は原則、要介護3以上と比較的重度の方が多いことが特徴。
通称「特養(とくよう)」と呼ばれており、寝たきりや認知症など常に介護を必要とする高齢者が入居しています。
よって、食事や入浴・排泄・移動など、入所者の日常生活をサポートする身体的介助がメインのお仕事となります。
介護付有料老人ホーム
特養との大きな違いは、都道府県の認可を受けた民間企業が運営していること。
また自立や要支援1〜など、特養と比べて介護レベルの低い人も入所できることが特徴です。
ただし、入居条件は施設ごとに定めることができるため、介護レベルによってサービスや仕事内容が異なってきます。
介護付有料老人ホームへの就職を検討している場合は、事前に入居者の介護レベルを確認しておくとよいでしょう。
有料老人ホームには「介護付」のほかに「住宅型」「健康型」もあります。
介護老人保健施設
通称「老健(ろうけん)」と呼ばれており、病院と自宅を結ぶ中間施設として位置付けられています。
食事や排泄などの介護サービスは行いますが、病院から退院した高齢者が自宅でも問題のない日常生活が送れるよう、リハビリをしながら生活するための施設です。
グループホーム
グループホームは地域密着型サービスの1つで、住み慣れた地域で生活を継続できるようサポートする場所です。
これまでの施設との違いは、基本的に入居者は認知症高齢者であること。
身体介護よりも、認知症高齢者の生活をサポートしながら、リハビリやレクリエーションをメイン業務として行います。
サービス付き高齢者向け住宅
日常生活に介護が必要ない、または軽度の要介護状態の高齢者を受け入れることが多いです。介護体制が充実している場合もあります。
「住宅」という名前が付いているだけあって、施設というよりも一般的な集合住宅の雰囲気をもっているところが多いです。
他の介護施設と比べて、自由度の高い方が多いため、介助というよりも見守りや生活相談業務が多くなります。
都道府県単位で認可・登録された賃貸住宅でバリアフリーが義務化されているため、「まだ元気だけど1人暮らしは心配…」という入居者が安心して生活することができる場所です。
②通所施設で働く(デイサービス)
通所施設とは、日帰りで介護サービスを提供する専門施設のこと。
基本的には自宅で暮らしている利用者様が多く、ご本人のリフレッシュや家族介護の負担軽減を目的とされています。
仕事内容は、施設での食事や入浴サポートのほか、心や身体を和ませるためのレクリエーションなど。
またデイサービスは自宅から施設までの送迎も行うため、介護職員自身が運転をすることもあります。
③訪問介護で働く(ホームヘルパー)
利用者様の自宅を訪問し、身体介護や生活のサポートを行うことを訪問介護といいます。
住み慣れた自宅で自立した生活を続けたい方や、ご家族の介護負担を軽減するために利用されています。
仕事内容は料理・掃除・洗濯・買い物などの家事全般や、利用者様の介護レベルによっては食事や入浴・排泄などの身体介助も必要となります。
またデイサービスと違い、介護職員本人が訪問するため、1日に複数のご自宅へ出向くこともあります。
移動手段は車やバイク・自転車などが多く、毎日違う環境で働きたい方や短時間で働きたい方におすすめです。
その他キャリアアップできる介護の仕事
介護福祉士
これまでは複雑だった介護職のキャリアプランですが、現在は唯一の国家資格である「介護福祉士」を目指すルートに一本化されました。
介護現場での実務経験が3年以上ある方は、「実務者研修」を修了することで受験資格を得ることができます。
介護職でキャリアアップをしたい人は、取得必須の資格と言えるでしょう。
ケアマネージャー
一般的には「ケアマネ」とも呼ばれています。
ケアマネージャーの主な仕事は、ご利用者様やご家族が「どんなサービスを必要としているのか」というニーズを把握し、ケアプランを作成すること。
介護や支援を必要とする人が、介護保険制度を利用して自立した生活を送れるよう、ケアプランをもとに自治体や各事業者に依頼をする仕事です。
一般的に介護職員よりも給与が高く、夜勤がないなどの理由から、介護職のなかでも人気の高い職種となっています。
ケアマネジャーになるためには、年に一回実施される「介護支援専門員実務研修受講試験」に合格することが必要です。
詳しくは「ケアマネジャーとは?」をご覧ください。
サービス提供責任者
サービス提供責任者とは、ケアマネージャーが作成したケアプランをもとに介護サービスの計画書を作るほか、ホームヘルパーの指導や管理など、ケアマネ・ヘルパーとの連絡・調整を行う方のことです。
サービス提供責任者になるには、以下の資格や経験を取得している必要があります。
- 介護福祉士
- 実務者研修修了者
- 初任者研修を修了し、実務経験が3年以上ある方
介護に役立つ資格取得講座を実施しています
三幸福祉カレッジでは、全国で以下の資格取得講座を実施しています。
資料請求や無料説明会も実施しておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
※現在、残席わずかのクラス・満席クラスが続出しています。
ご希望のクラスが満席の場合はご了承ください。
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