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  • 【速報】第37回(2025年1月実施)介護福祉士国家試験 試験情報
    2024.06.03

    試験情報

    【速報】第37回(2025年1月実施)介護福祉士国家試験 試験情報

    第37回(2025年1月実施)介護福祉士国家試験の試験情報が試験センターのホームページにて公開されました。 筆記試験日は、2025年1月26日(日)で、合格発表は2025年3月24日(月)です。 国家試験の『受験の手引き』の請求は7月上旬より開始されます。 受験予定の方は、まずは試験概要を確認し、受験準備を進めましょう。 第37回(2025年1月実施)介護福祉士国家試験 試験概要(予定) 1 試験日 (1)筆記試験 2025年1月26日(日曜日) 2 受験申し込み受付期間 2024年8月7日(水曜日)から9月6日(金曜日)まで 3 合格発表日 2025年3月24日(月曜日) 4 試験地 (1)筆記試験(35試験地) 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、福島県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、石川県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県 (2)実技試験(2試験地) 東京都、大阪府 参考:社会福祉振興・試験センター 関連ページ:【2022年最新】介護福祉士国家試験の難易度について解説!合格率は?受験条件は? 関連ページ:【第35回(令和4年度)】介護福祉士国家試験の難易度は?合格率や試験内容を紹介 介護福祉士国家試験受験~合格までの流れ 介護福祉士国家試験を受験するためには、実務経験ルートの方は、実務者研修の修了が必須です。 第37回の試験を受験するためには、2025年3月31日までに修了するクラスで受講する必要があります。 ≪合格までの流れ≫ 1.7月上旬~9月上旬頃:「受験の手引」の取り寄せ 試験センターのホームページから受験の手引きの取り寄せの手続きを行ってください。 試験センターはこちら 2.8月末まで:実務者研修の申込み(三幸福祉カレッジの場合) 国家試験に間に合うクラスをお選びください。 締切が近づくと満席のクラスが増え、ご希望の教室で受講できない場合がありますので、お早めにお申し込みください。 3.8月上旬~9月上旬頃:受験願書の受付期間 「受験の手引き」を基に、介護福祉士国家試験の受験申込手続きを行ってください。 4.12月中旬:受験表到着 試験センターから受験表が届きます。手元に大事に保管しておきましょう。 5.実務者研修の受講・修了 2025年3月31日までに修了しましょう。 実務者研修は、自宅学習を提出する必要があります。受験勉強の時間も確保するためには、12月頃までには受講を終えておくことをおすすめします。 6.2025年1月26日(日曜日):介護福祉士国家試験日 7.2025年3月24日(月曜日):合格発表 まとめ いよいよ、試験センターから試験概要が発表されました。 「受験勉強は久しぶり」「実務者研修の勉強と一緒にできるかな」という不安をお持ちの方も多いのではないのでしょうか。 三幸福祉カレッジは、働きながら介護福祉士国家試験を受験する皆様を応援しています。 実務者研修の受講や受験勉強のことお気軽にご相談ください。

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  • 介護福祉士に合格するための勉強方法とは?勉強時間や受かるコツを解説
    2024.05.31

    試験情報

    介護福祉士に合格するための勉強方法とは?勉強時間や受かるコツを解説

    介護福祉士に合格するための勉強方法とは?勉強時間や受かるコツを解説 介護で唯一の国家資格である介護福祉士。 試験は毎年1月下旬に実施され、約8万人が受験します。 合格率は毎年70%前後であり、試験範囲の広さから事前の対策が合格への近道です。 そこで今回は、介護福祉士を目指す人向けに、効果的な勉強方法を、勉強時間や受かるコツも交え解説します。 1.介護福祉士とは? 介護福祉士とは、他の介護資格である初任者研修や実務者研修などとは異なり、介護で唯一の国家資格です。 介護福祉士の資格を取得して登録することで、国が認める介護職員として活躍できます。 介護福祉士は、専門知識と技術を駆使して利用者の身体と精神のケアを行うほか、現場の職員の指導や育成にも携わります。 資格を取得することで、介護の専門知識を保有しているとみなされるため、就職や転職に有利です。 一度取得すれば全国どこでも通用し、更新もないため、一生ものの価値があります。 ▼関連記事 介護福祉士の仕事内容は?将来性や具体的な仕事内容を解説 介護福祉士の平均年収はいくら?給料アップのために知りたいお金事情を解説 2.介護福祉士国家試験の合格率 出典:厚生労働省「介護福祉士国家試験の受験者・合格率の推移」 2024年1月(筆記)および3月(実技)に実施された第36回介護福祉士国家試験では、受験者74,595人に対し合格者は61,747人で、合格率は82,8%でした。 過去10年間の合格率の推移を見ると、2016年以降の受験要件変更により、傾向が変わりました。 実務経験ルートの追加に伴い、介護職には実務者研修の修了が必須となったためか、受験者数が減少し合格率が上昇しています。 介護福祉士国家試験における合格基準は、筆記試験では総得点125点に対し得点67点以上の者(総得点の60%程度を基準とし、問題の難易度で補正。配点は1問1点)、さらに以下の項目でご紹介する11科目群全てにおいて得点があった者です。 また、実技試験では筆記試験の合格者のうち、総得点100点に対し得点53.33点以上の者(総得点の60%程度を基準とし、課題の難易度で補正)です。 引用:厚生労働省「第36回介護福祉士国家試験の合格基準および正答について」 関連記事:【速報】第36回(2024年1月実施)介護福祉国家試験合格発表!合格率や合格者数・合格基準をご紹介 3.介護福祉士国家試験の概要 介護福祉士国家試験は、筆記試験が例年1月下旬の日曜日、実技試験が例年3月上旬の日曜日に実施されています。 上記の項目でも記した「11科目群」、いわゆる出題科目は以下の表のとおりです。 出典:公益財団法人社会福祉振興・試験センター「介護福祉士国家試験合格基準」 試験時間は午前と午後に分かれており、午前が10時〜11時40分の100分間、午後が13時35分〜15:35分の120分間です。 試験問題形式は5肢択一のマークシート方式で、問題数は午前が63問、午後が62問で構成されています。 4.働きながら合格するための効率の良い3つのポイントとは? 介護福祉士国家試験を受験するには、介護現場での実務経験が3年以上必要なため、働きながら合格を目指す人が多いです。 働きながら国家試験の合格を目指すためには、以下に挙げた効率の良い勉強方法を行っていくのがポイントです。 ポイント① 参考書は何冊も購入しない ポイント② 過去問を徹底的に解く ポイント③ すきま時間をうまく活用する ポイント①参考書は何冊も購入しない 複数の参考書を活用すると学習範囲にムラが生じ、試験に対応できなくなりますので、1冊の参考書を選び繰り返し学習することが大切です。 インプット用のテキストとアウトプット用の問題集を1冊ずつ選んで、徹底的に解きます。 浅く広く参考書を見るのではなく1冊を集中して学習し、自信を持って学習したと思えるように取り組みます。 そして、自分が読みやすく学習しやすい参考書を選ぶことで、学習効率がアップします。 個人によって学習の進め方は異なりますが、1冊を完璧に理解することを目標にしてみましょう。 ポイント②過去問を徹底的に解く 勉強しても、初めて見る形式の問題は時間がかかりミスも起きやすいです。 試験本番で実力を発揮するためには、まずは問題に慣れることが不可欠です。 過去問を徹底的に解くことで、問題の形式や傾向を把握し、苦手な分野も確認できますので、試験の傾向をつかむためにも最低過去3年分は解くよう心がけましょう。 なかには難問もあるため、過去問を繰り返し解き、重要な問題を見極める能力も重要です。 筆記試験の過去問は、公益財団法人社会福祉振興試験センターの「介護福祉士国家試験・過去の試験問題」からチェックできます。 ポイント③すきま時間をうまく活用する 働きながら合格するには、すきま時間を活用することが重要です。 通勤や休憩などの時間を積極的に利用して、効率的に勉強しましょう。 たとえ10分、15分であっても、毎日コツコツと積み重ねることで、1週間で1時間〜2時間以上の学習時間を確保できます。 最近では、介護福祉士試験向けのアプリも多数存在していますので、すきま時間に取り組みやすいものを活用してみましょう。 5.介護福祉士の試験に受かる3つのコツを紹介 ここでは、 介護福祉士の試験に合格するための3つのコツ をご紹介します。 コツ① 得意分野で点数を稼ぐ コツ② 時間配分を意識して勉強する コツ③ 試験に向けて体調を整える コツ①得意分野で点数を稼ぐ 介護福祉国家試験では全分野で点数を得る必要があるため、全分野を均等に学習しておくことも求められますが、学習を進めていくと得意な分野や苦手な分野が必ず出てきます。 全分野を均等に学習するあまり、試験本番において得意分野で点数を稼ぐことができなくなってしまう恐れもあります。 実際、苦手分野では満点を取る必要はなく、得意分野を重点的に学ぶことでその分野で高得点を期待できるため、できる限り得意分野で点数をカバーできるように心得ておきましょう。 コツ②時間配分を意識して勉強する 試験対策の一環として模擬試験などを活用してみましょう。 試験本番はどうしても緊張しますので、模擬試験を受験しておくことで、緊張した状態でどの程度の実力が発揮できるかが把握できます。 試験本番と同じ制限時間内で解く癖をつけ、試験全体の分量と時間配分を把握し、試験本番は少しでも落ち着いて臨めるよう準備しましょう。 コツ③試験に向けて体調を整える 最も重要なことは、試験に向けて体調を整えることです。 勉強が万全であっても、試験本番に体調不良では実力を発揮できません。 特に筆記試験は寒い1月下旬に実施されるため、体調を整え、暖かい服装で臨みましょう。 また、過度な勉強で生活リズムを乱すことは避け、無理をせず自分のペースで勉強を進めていくことが合格に近づくコツです。 6.介護福祉士の勉強方法は独学でも可能? 介護福祉士の勉強方法として独学があります。 独学では通信講座やスクールに通学するよりも費用を抑えられるメリットはありますが、相談相手やスケジューリングを自ら管理しなければならず、モチベーションの維持がとても難しいというのがデメリットです。 一方、通信講座やスクールに通学する場合は、専門講師による解説や最新情報の提供があり効率的な学習が可能ですが、時間や費用の面でのデメリットもあります。 独学と通信講座およびスクールとのそれぞれのメリット、デメリットを理解した上で、自分に合った勉強方法を選択しましょう。 関連ページ:三幸福祉カレッジ 介護福祉士受験対策講座 7.まとめ 今回は、介護福祉士を目指す人向けに、効果的な勉強方法を、勉強時間や受かるコツも交え解説しました。 働きながら介護福祉士国家試験の合格を目指すためには、参考書は何冊も購入しない、過去問を徹底的に解く、すきま時間をうまく活用することが重要です。 また、試験本番に向けては、得意分野で点数を稼ぐ、時間配分を意識して勉強する、体調を整えることを心がけておくことがコツです。 これらのことを意識して、ぜひ介護福祉士の資格取得を目指しましょう!

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  • 介護資格のおすすめ21選!取り方や取得するまでの流れをご紹介
    2024.05.31

    介護コラム

    介護資格のおすすめ21選!取り方や取得するまでの流れをご紹介

    介護のおすすめ資格21選!取り方や取得するまでの流れをご紹介 介護の資格には初任者研修や実務者研修など、実に20以上も存在します。 これから介護の資格を取得しようと考えている人にとっては、資格の種類が多く、どれを取得すれば良いのか迷ってしまいます。 そこで今回は、介護の資格の取得を目指す人のために、初心者でも分かりやすく介護の資格についてご紹介します。 介護の資格ガイドとしてぜひ役立ててください。 1.介護の仕事に必要な資格は? これまでの介護の資格はとても複雑で、どの資格を取得すればいいか迷ってしまうケースがありました。 しかし、 介護の資格が国家資格である「介護福祉士」へ一本化されたことで、キャリアパスが明確になりました。 介護職を目指す人にとって目標が明確で、ステップアップが容易になり、まずは介護職員初任者研修、その次に介護福祉士実務者研修、そして国家資格である介護福祉士と取得していくことで、確実にキャリアを築けます。 関連ページ:三幸福祉カレッジ「介護業界でキャリアアップするためのキャリアパスはどんな資格がある?」 2.介護に必要な資格を3つご紹介 介護の業務を行う上で必要不可欠な資格は、以下の3つです。 • 介護職員初任者研修(以下、初任者研修) • 介護福祉士実務者研修(以下、実務者研修) • 介護福祉士 以上の3つの資格を取得しておけば、介護に関するさまざまな施設や事業所において、幅広い業務に携わることができます。 初めての資格なら「初任者研修」 初任者研修は、介護業界の入り口として位置づけられ、介護の基礎から応用までを網羅しています。 介護における最低限の知識や技術、実践に必要な考え方を身につけ、基本的な介護業務を行えるようにします。 専門家としてだけでなく、家族介護や接客業界でも活用可能です。 全国各地で開催されているスクールに通い、受講要件は特にありません。 学習費用の相場としては4万円〜10万円程度、学習目安の期間は1カ月〜4カ月程度で、厚生労働省が定める130時間のカリキュラムを修了し、修了試験をパスすれば資格を取得できます。 関連ページ:三幸福祉カレッジ「介護職員初任者研修」 介護福祉士を目指したいなら「実務者研修」 実務者研修は、介護職のステップアップを目指す資格です。国家資格である「介護福祉士」の受験に必要な資格です。 より高品質な介護サービスを提供するための実践的な知識と技術を習得します。 介護過程や認知症や医療的ケアに関する学習を通じて、介護の専門家としてのスキルを磨きます。 受講要件は特にありませんが、実務経験がある方を想定した授業内容になっているため、最低限の介護の知識とスキルは必要です。 学習費用の相場は、無資格者で10万円〜18万円程度、初任者研修修了者で8万円〜15万円程度です。 学習目安の期間は1.5カ月〜6カ月程度で、厚生労働省が定める450時間のカリキュラムを修了し、修了試験をパスすれば資格を取得できます。 関連ページ:三幸福祉カレッジ「介護福祉士実務者研修」 国家資格を取得したいなら「介護福祉士」 介護福祉士は介護業界で唯一の国家資格であり、国家試験に合格して国が認めた介護職として活躍できます。 専門的な介護知識や技術を保有し、身体や精神の状態に応じたケアを提供するほか、職員の指導や育成も行います。 受験要件は、3年以上の実務経験と実務者研修の修了が必須です。 受験費用は18,380円(最新の令和5年度・第36回:参考「公益財団法人社会福祉振興・試験センター」)かかります。 国家試験は年1回実施され、筆記試験と実技試験とがあり、筆記試験の合格基準は総得点の60%程度です。 関連ページ:三幸福祉カレッジ「介護福祉士になるには」 3.介護福祉士取得者におすすめの資格は2つ 次に、国家資格の介護福祉士を取得した人が、さらなるキャリアアップを目指すための資格が以下の2つです。 • ケアマネジャー(介護支援専門員) • 認定介護福祉士 年収アップなら「ケアマネジャー」 ケアマネジャーは別名「介護支援専門員」と呼ばれ、介護保険サービスの利用を支援する専門職です。 ケアプランの策定やサービスの調整を担当し、介護を必要とする人々の自立した生活を支援します。 介護保険法に基づき公的資格として位置づけられ、資格を取得することで介護職の知識や経験を生かし、キャリアアップと年収アップが可能です。 ケアマネジャーの試験は各都道府県が管轄しており、毎年10月の第2日曜日に実施されます。 試験に合格後は、受講料が12,400円(最新の令和6年度・東京都の場合:参考「公益財団法人東京都福祉保健財団」)かかります。 また、試験合格後は、87時間におよぶケアマネジャー実務研修を全て受講し都道府県に登録申請することで、ケアマネジャーとして活躍できます。 受験要件は、以下の①と②の条件をいずれも満たす人です。 関連ページ:三幸福祉カレッジ「ケアマネジャー(介護支援専門員)とは」 試験は実技や論文試験などはなく、ほとんどの都道府県が5肢複択野マークシート方式を採用しています。 現場リーダーを目指すなら「認定介護福祉士」 認定介護福祉士は、2015年に導入された民間資格です。 介護職員の指導や教育、質の高い介護の実践、利用者の多様なニーズや行動への対応を目的としています。 認定介護福祉士の取得により、現場でのリーダーシップを発揮することが可能です。 認定介護福祉士になるためには、認定介護福祉士養成研修を修了する必要があり、養成研修Ⅰ類では介護福祉士としての実務経験が5年以上、100時間以上の現任研修の受講、レポート課題の提出または試験の合格が求められます。 養成研修Ⅱ類では、養成研修Ⅰ類の修了と介護職の小チームのリーダーとしての実務経験が必要です。 参考:認定介護福祉士認証・認定機構「認定介護福祉士になるには」 4.介護の認知症ケアに人気の資格は3つ そのほかに、介護の業務で生かせる認知症ケアに関する資格が以下の3つです。 • 認知症介護基礎研修 • 認知症介護実践者研修 • 認知症ケア専門士 基礎知識を身につけるなら「認知症介護基礎研修」 認知症介護基礎研修は、認知症ケアの専門的な知識と技術を習得します。 各自治体が実施し、地域ごとに申し込み手順や費用が異なります。 認知症介護基礎研修は、e-ラーニングを導入しており、自宅からでも受講が可能です。 受験対象者は、介護保健施設や事業所の介護従事者で無資格者です。 受講方法は講義動画視聴150分、受講料は東京都の場合で3,000円かかります。 参考:東京都福祉局「東京都認知症介護研修の概要」 関連ページ:三幸福祉カレッジ「認知症介護基礎研修とは〜介護職無資格者の研修義務化について解説〜」 理解を深めたいなら「認知症介護実践者研修」 認知症介護実践者研修は、認知症の理解を深め、認知症の人の安心な日常生活を支援する技術を習得します。 認知症支援の質向上と具体的な支援を目指し、講義や演習、実践展開や職場実習などを通じて学びます。 受講対象者は、介護保健施設などでの勤務者で認知症基礎研修の修了者や、身体介護に関する知識や技術を習得し2年以上の実務経験者です。 受講方法は、講義・演習にプラスして自施設実習で、受講料は東京都の場合、無料で受講できます。 参考:東京都福祉局「東京都認知症介護研修の概要」 関連ページ:三幸福祉カレッジ「認知症介護実践者研修」 さらにより良いケアや援助をするなら「認知症ケア専門士」 認知症ケア専門士は、介護従事者が認知症サービスを提供するため、日本認知症ケア学会が認定試験を実施しています。 認知症患者や家族に向けた優れたケアを目指し、保険・福祉に貢献します。 受験対象者は、第1次認定試験が認定試験実施年の3月31日から過去10年間までで、認知症ケアの実務経験が3年以上、第2次認定試験が認知症ケア専門士認定試験の第1次認定試験合格者、または過去に受けた認知症ケア専門士認定試験の第1次認定試験の合格者、認知症ケア准専門士の資格取得後5年以内で、認知症ケア専門士の受験資格を満たしている人です。 受験方法は、第1次がWeb試験(マークテスト)、第2次が論述試験です。 受験料は第1次が1分野3,000円(4分野受験が必要)合計12,000円、第2次が8,000円です。 参考:日本認知症ケア学会認定「認知症ケア専門士」 5.介護の資格は他にも13つ!わかりやすく一覧表でご紹介 介護の資格には他にも多数存在しており、その中でも13種類をご紹介します。 6.介護の資格を取得する方法 介護の資格を取得するには、主に以下の3つが挙げられます。 方法① スクールで学んで取得する 方法② 実務経験を積む 方法③ 受験対策講座を受講する 方法①スクールで学んで取得する まず、スクールで定められたカリキュラムを受講、修了して資格を取得します。 たくさんのスクールが各種講座を提供しており、通学や通信教育などさまざまな形式を用意しています。 通学と通信教育には、それぞれメリット・デメリットがありますので、ご自身の条件や予算などを考慮して選ぶことが重要です。 方法②実務経験を積む 実務経験を積む必要がある資格があります。 例えば国家資格の介護福祉士の場合は、介護業務に3年以上従事し、かつ実務者研修の修了が必要ですので、自己学習を進めながら実務経験を積まなければなりません。 方法③受験対策講座を受講する 効率よく資格を取得したい人は受験対策講座を受講するのがおすすめです。 例えば三幸福祉カレッジの介護福祉士受験対策講座であれば、現場で忙しく働いている人が効率よく学習できるよう、試験の傾向と対策を踏まえたテキストやカリキュラムなどが用意されています。 また、学習方法も、受講者の不安や苦手分野に合わせて選択できるラインアップを多数準備しているため、ご自身に合った学習プランで受講することが可能です。 関連ページ:三幸福祉カレッジ「通学コース 介護福祉士受験対策講座」 6.まとめ 今回は、介護の資格の取得を目指す人のために、初心者でも分かりやすく介護の資格についてご紹介しました。 現在は、介護の資格が国家資格である介護福祉士へ一本化されたので、介護職を目指す人にとって目標が明確で、ステップアップが容易になり、まずは介護職員初任者研修、その次に介護福祉士実務者研修、そして国家資格である介護福祉士と取得していくことで、確実にキャリアを築けます。 さらに、年収アップを目指してケアマネージャー、現場リーダーを目指して認定介護福祉士など、さまざまなキャリアを形成できますので、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょう!

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  • 外国籍の方向け!スマホ1台で受けられるオンライン介護福祉士受験対策講座のお知らせ
    2024.05.27

    その他

    外国籍の方向け!スマホ1台で受けられるオンライン介護福祉士受験対策講座のお知らせ

    ★お申込みはこちらから★ 外国籍の職員様に「今年度試験に合格してもらいたい」「指導担当の職員の負担を削減したい」「学習意欲・合格意欲の高い外国籍職員を支援したい」という法人様必見です! 新講座「外国籍の方向け介護福祉士受験対策講座」開催決定★ 外国籍の職員様の試験対策にお困りの法人様👉 ・日本語教師の資格を持つ介護福祉士・看護師講師が講義を担当 ・試験対策だけでなく、試験で使われる日本語のことばも学ぶことができる ・スマホ1台あればご受講可能!見逃し配信あり!急なお休みでも安心✨ ■講座日程 8/2(金)~12/27(金)の毎週金曜日13:00~16:00 全20回+模擬試験1回です。 <カリキュラム> ① 8/2(金) 13:00~16:00 オリエンテーション実施・尊厳と自立 ② 8/9(金) 13:00~16:00 人間関係とコミュニケーション ③ 8/23(金) 13:00~16:00 コミュニケーション技術① ④  8/30(金) 13:00~16:00 コミュニケーション技術② ⑤  9/6(金) 13:00~16:00 社会の理解① ⑥  9/13(金) 13:00~16:00 社会の理解② ⑦  9/20(金) 13:00~16:00 社会の理解③ ⑧  9/27(金) 13:00~16:00 介護の基本① ⑨  10/4(金) 13:00~16:00 介護の基本② ⑩  10/11(金) 13:00~16:00 こころとからだのしくみ① ⑪  10/18(金) 13:00~16:00 こころとからだのしくみ② ⑫  10/25(金) 13:00~16:00 認知症の理解 ⑬  11/1(金) 13:00~16:00 障害の理解 ⑭  11/8(金) 13:00~16:00 発達と老化の理解① ⑮  11/15(金) 13:00~16:00 発達と老化の理解② ⑯  11/22(金) 13:00~16:00 医療的ケア・生活支援技術 ⑰  11/29(金) 13:00~16:00 生活支援技術① ⑱  12/6(金) 13:00~16:00 生活支援技術② ⑲  12/13(金) 13:00~16:00 介護過程・総合問題 ⑳  12/27(金) 13:00~16:00 まとめ ■ご受講方法 全日程オンライン(ZOOM) ■ご受講対象 ・PC(推奨)・タブレット・スマホで参加可能な方 ・日本語能力試験(N3)以上お持ちの方 ■ご受講 121,000円(税込み) ⇒ 法人様限定10%オフ108,900円(税込み)!! 別途上記の合格ドリル(2,200円)をご自身で購入しご参加ください。 ■お申込み締 7/26(金) ■定員 先着15名様となります。お早めにお申込みください。 ★お申込みはこちらから★    お問合せ先:06-6131-8062(平日8:50~18:00)

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  • 【6/16申込〆切/参加無料】宮城県:外国人介護人材向けの日本語・介護技術学習支援講座のご案内
    2024.04.30

    お役立ち情報

    仙台校
    【6/16申込〆切/参加無料】宮城県:外国人介護人材向けの日本語・介護技術学習支援講座のご案内

    宮城県で従事する外国出身の介護職員、従事予定の外国人の皆様へ 【無料】の日本語・介護技術学習支援講座のご案内です このたび、宮城県より令和6年度外国人介護人材日本語・介護技術学習支援事業を受託いたしました。   本事業は、外国人介護人材の日本語能力及び介護の知識・技術の向上を促進し、 外国人介護人材の円滑な就労や定着を図り、介護福祉士国家資格の取得を支援するため、 6月下旬から下記のとおり日本語・介護技術学習支援講座を開講する予定です。   外国人介護人材受け入れ施設様につきましては、受講料・教材費等の参加費は無料ですので、 本事業を是非ご活用ください。 1.対象 宮城県内の介護サービス事業所・介護施設において従事する 外国出身の介護職員、又は、従事予定の外国人 2.クラス・実施方法 ①介護福祉士国家試験対策コース(インターネットを用いたオンライン講座) ●初級クラス(全18回) ★基礎知識の解説中心(漢字の意味・用語の理解) 国家試験を受験したいが漢字の意味や介護の基礎知識がない方向け ●中級クラス(全18回) ★令和8年1月の介護福祉士国家試験受験希望者向け 基礎知識の定着を目標とし、問題への適応力を身につけ、上級クラスを目指す方向け ●上級クラス(全30回 / 模擬試験・解答解説のみ通学形式) ★令和7年1月の介護福祉士国家試験受験希望者向け 基礎知識を習得しているが,問題の読解方法や苦手分野の理解が難しい方向け ※令和6年度上級クラスを受講した外国人受験生介護福祉士国家試験合格率100%(受験者3名中3名合格) ②介護に関する日本語コース(全20回 / インターネットを用いたオンライン講座及び通学形式) ※実技のみ通学形式 ★介護職として既に従事している方対象 日本語を習得しながら、介護という仕事を理解し、介護に携わるにあたって必要な心構えや基本的知識と技術を身に付けることを目的としたコース ※受講クラスは、申込者の希望や日本語能力・属性等を踏まえ、事務局において最適なクラスを勤務先ご担当者様へご提案させていただきます。 職員様の受講クラスについてお悩みの際は、電話にて0120-294-350(担当:金澤)までご相談ください。 ※ご希望の場合には、お一人様2クラス同時受講いただくこともご案内可能です。 ※≪全コース共通≫オンライン講座については全コース動画共有をしており、欠席した場合でも動画視聴で後から取り組むことが可能です。 3.実施期間 ①介護福祉士国家試験対策コース ・初級クラス 受講期間:7/4~2/27 ・中級クラス 受講期間:6/25~2/25 ・上級クラス 受講期間:6/25~1/28 ②介護に関する日本語コース 受講期間:7/4~2/27 4.申込方法 添付チラシに記載の二次元コードを読み取り入力、又は、添付チラシに必要事項を記入の上下記FAX宛に送信   二次元コードリンク先:https://forms.office.com/r/ZLYpBf9TYV 5.申込締切 令和6年6月16日まで 6.問い合わせ先 電話番号:0120-294-350 〈対応時間〉午前8時50分から午後6時まで(土・日・祝日・年末年始を除く) FAX番号:022-716-5665(24時間受付) 担当:(株)日本教育クリエイト 三幸福祉カレッジ 金澤

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  • 働きながら実務者研修の資格を取得するコツは?お得に受講する給付制度もご紹介
    2024.04.01

    介護コラム

    働きながら実務者研修の資格を取得するコツは?お得に受講する給付制度もご紹介

    働きながら実務者研修の資格を取得するコツは?お得に受講する給付制度もご紹介 実務者研修は、介護福祉士国家試験を実務ルートで受験する人は必ず受講しなければならない講座です。 介護福祉士のような国家試験はなく、所定のカリキュラムを受講、修了することで取得できます。 実務者研修の講座は、自宅学習と通学講習をあわせて450時間のカリキュラムを修了する必要があるため、忙しい仕事や家事の合間をうまく活用して受講することが資格取得への近道です。 そこで今回は、働きながら実務者研修の資格取得を目指す人に、お得に受講する制度などを交えて解説します。 1.実務者研修とは 実務者研修は、利用者様視点での介護サービスの提供を目指し、専門的で実践的な知識とスキルを磨く研修です。 2016年から介護福祉士国家試験の実務経験ルートで受験する方は、修了が必須の講座です。 また、訪問介護事業所におけるサービス提供責任者になることができ、介護現場でも求められている資格です。 450時間以上のカリキュラムは、自宅学習と通学講習を組み合わせて受講ができるため、仕事との両立が可能です。 2.実務者研修の学習内容 実務者研修は、所持資格によって指定された受講科目を修了することが必要です。 学習内容は、20科目(450時間)のカリキュラムをがあります。 自宅学習のみで修了する科目と、通学講習で修了する科目があり、「介護過程Ⅲ」と「医療的ケア」の科目は通学講習を受講する必要があります。 通学日数は、学校によって異なりますが、 7~9日程度です。 出典:厚生労働省「実務者研修に係る修了認定について」 参考:三幸福祉カレッジ「実務者研修とは」 3.働きながらでも実務者研修を修了できる理由 では、なぜ働きながらでも実務者研修を修了できるのでしょうか。 理由は以下の3つです。 ①所持資格に応じて学習時間の免除や受講料がお得になる ②自宅学習で必要なカリキュラムを学習できる ③通学は週1回程度 理由①所持資格に応じて学習時間の免除や受講料がお得になる 実務者研修は、所持している資格によって学習時間が免除される場合があります。 なお、実務者研修の受講料は介護資格を所持していない場合で8万円〜18万円程度です。 しかし、所持している資格によって受講料がお得になったり、キャンペーンを実施しているスクールも存在します。受講料も負担になるので、お得になる制度があるかどうかも確認してみましょう。 参考:三幸福祉カレッジ「実務者研修 受講料」 理由②自宅学習で必要なカリキュラムを学習できる 介護職に勤務する人向けに設けられた実務者研修は、自宅での学習が主体です。 課題の提出がすべてスマホで完結できる学校も多く、仕事をしながらでも学習を進めることができます。 理由③通学は週1回程度 実務者研修の受講は一般的に週1回程度のスケジュールで実施されます。 多くのスクールは、受講者が勤務シフトと調整しやすくできるよう、受講日程を提供しています。 4.働きながら実務者研修を受講するための学校選びの3つのポイント 働きながら実務者研修を受講するための学校選びのポイントは3つあります。 ①自宅近くで受講できる教室があるか ②振替制度があるスクールか ③勤務シフトと調整できる通学日程のスクールか 介護福祉士を目指して、実務者研修を受講しようと思っている方は、介護士として働いている方が多いので、できるだけ受講しやすい学校を選ぶことで、通学時間を減らしたり、シフトと通学日程の調整がしやすくなったりします。 ①自宅の近くで受講できる教室があるか 実務者研修を受講する際は、仕事と両立するために有効な時間管理がポイントです。 通学手段や駐車事情などを確認し、できる限り自宅の近くで受講できる教室を探すなど、受講しやすい教室を探しましょう。 ②振替制度があるスクールか 急用や体調不良で受講の予定を変更せざるを得ない場合がありますので、振替制度があるスクールを事前に確認しておきましょう。 電話やLINEで無料振替ができるスクールも存在しており、急用や体調不良の際も安心です。 ③勤務シフトと調整できる通学日程のスクールか スクールによって平日や土日など、さまざまなクラスを設けています。 勤務シフトと調整できる通学日程のスクールを選ぶことで、より働きながら実務者研修を修了することができるでしょう。 5.働きながら実務者研修を受講する際の注意点 働きながら実務者研修を修了する際は、以下の2点に注意しましょう。 ①受講のサポート体制は万全か ②介護福祉士国家試験の願書の締め切りに間に合うか ①受講のサポート体制は万全か 実務者研修の受講と仕事を両立する人も多いと思いますが、受講スケジュールを確認していても急用や体調不良で受講が難しくなることもあります。 振替受講や受講期間延長制度などはスクールによって異なりますので、選ぶ際には注意が必要です。振替制度では無料が可能か否かや選択肢の幅、対象科目などを、受講期間延長制度では最大延長日数や追加費用の有無をそれぞれ確認することが重要です。 また、受講中の問い合わせ窓口の有無、連絡可能な時間帯や手段、対応方法なども確認しておくと安心です。 ②介護福祉士国家試験の願書の締め切りに間に合うか 介護福祉士国家試験は、例年1月下旬に筆記試験、3月上旬に実技試験が行われます。 国家試験を受験するためには、願書と一緒に実務者研修の修了証を提出する必要があり、実務者研修の申込みを、例年6月から8月までに申込みを済ませ、期日までに修了しなければ、国家試験を受験できなくなります。 受講したい教室の定員が満席になってしまう場合もあるので、実務者研修の申込みは余裕をもって済ませるようにしましょう。 6.実務者研修をお得に受けるポイント 実務者研修はお得に受講できる方法が3点ほどあります。 ①自治体が実施する助成金制度 ②給付金制度 ③スクールの割引制度 ①自治体が実施する助成金制度 各自治体では、実務者研修修了のための助成金が用意されています。 例えば東京都練馬区の場合、区内の介護、障害福祉サービス事業者を対象に、実務者研修受講料の9割を助成(上限10万円)しています。 居住地域において、実務者研修における助成金の有無を確認してみましょう。 参考:練馬区「練馬区の福祉人材資格取得助成事業」 ②給付金制度 給付金制度には、働く人のスキル向上やキャリア形成を促進する教育訓練制度、ひとり親家庭をサポートするひとり親支援制度があります。 教育訓練制度には、専門実践教育訓練給付制度や一般教育訓練給付金制度、特定一般教育訓練給付制度の3種類があり、給付内容はそれぞれ異なります。例えば、専門実践教育訓練給付制度では、条件を満たす雇用保険者に対し、受講修了後の給付が最大70%に達する仕組みがあります。 参考:厚生労働省「教育訓練給付制度」 参考:三幸福祉カレッジ「実務者研修 受講料が戻る給付制度」 また、ひとり親支援制度では対象訓練修了後、受講費用の60%が支給されます。ただし、居住地により母子・父子家庭支援給付金の対象が異なるため、事前に居住地の自治体に相談が必要です。 参考:こども家庭庁「母子家庭自立支援給付金及び父子家庭自立支援給付金事業について」 ③スクールの割引制度 実務者研修を提供するスクールでは、割引や期間限定のキャンペーンが用意されており、初任者研修保持者は1万円〜3万円、無資格者は2万円〜5万円の割引が期待できます。 また、スクールの卒業生や紹介割引も利用できる場合があります。 受講を検討しているスクールに問い合わせをして、お得な情報を入手しておきましょう。 参考:三幸福祉カレッジ「実務者研修 各種割引制度」 7.働きながら実務者研修を修了するならどこがいい? 働きながら実務者研修を修了するためには、自宅や職場からのアクセスが良く、手厚い受講サポートを用意しているスクールを選ぶことが最も大切です。 修了生数No.1(※1)で選ばれている三幸福祉カレッジ なかでも、修了生数No.1※で選ばれている三幸福祉カレッジは、全国450教室以上(※2)で実務者研修を開講し、受講クラスがたくさんあって通学日を選びやすく、無料の振替制度や24時間スマホで振替を受付しており、課題提出や問い合わせもスマホで完結できます。 ※1 厚生労働省一般教育訓練給付制度・専門実践教育訓練給付制度令和3年度修了生数 ※2 2022年度実績 参考ページ:三幸福祉カレッジ「三幸福祉カレッジ 実務者研修」 8.まとめ 今回は、働きながら実務者研修の資格取得を目指す人に、お得に受講する制度などを交えて解説しました。 実務者研修をお得に受講するには、自治体の助成金や給付金、スクールのキャンペーンなどを活用する方法があります。 アクセスや多彩なクラス設定があるスクールを選ぶことで、働きながらでも無理なく受講が可能です。 振替や相談への対応、就職や転職のサポート体制も重要なポイントですので、安心して実務者研修を修了するために、スクールを申し込む前に確認し、比較検討を行いましょう。

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  • 特定技能「介護」をわかりやすく解説|要件やメリット・デメリットも
    2024.04.01

    介護コラム

    特定技能「介護」をわかりやすく解説|要件やメリット・デメリットも

    特定技能「介護」をわかりやすく解説|要件やメリット・デメリットも 高まる介護需要に対応するため、外国人介護人材の受け入れを検討する事業所も増えているのではないでしょうか。 外国人介護人材を受け入れる場合には、EPA(経済連携協定)、在留資格「介護」、技能実習、特定技能の4つの制度がありますが、この記事では、特定技能「介護」について解説します。 特定技能「介護」とは 特定技能は、深刻化する人手不足の中で、生産性向上や国内人材の確保のための取組を行ってもなお人材を確保することが困難な状況にある産業上の分野において、一定の専門性・技能を有する外国人材を受け入れる制度です。介護以外にも農業、建設など14分野あります。 対象となる外国人は、介護技能評価試験と2つの日本語試験に合格した上で入国し、介護事業所で最大5年間受け入れすることができます。5年後は帰国となりますが、介護福祉士の国家資格を取得すれば、在留資格「介護」に変更して、永続的に働くことができます。 任せられる業務 特定技能「介護」で任せられる業務は、身体介護等のほか、これに付随する支援業務とされています。 例えば、入浴、食事、排泄の介助等の身体介護のほか、レクリエーションの実施や機能訓練の補助等を行うことができます。 ただし、訪問系サービスについては、対象外とされていますので、注意が必要です。 対象施設については、以下のリンク先をご確認ください。 対象施設|厚生労働省 雇用形態 特定技能外国人の雇用形態は、「直接雇用」に限られています。派遣等の雇用形態は認められませんので、注意が必要です。 また、労働条件についても、報酬の額や労働時間等が日本人と同等以上でなくてはいけません。 事業所受け入れ人数の上限 事業所で受け入れることができる特定技能1号の外国人は、事業所単位で、日本人等の常勤介護職員(雇用保険被保険者)の総数を上限とされています。 ・特定技能の在留資格に係る制度の運用に関する方針(分野別運用方針)|厚生労働省 特定技能「介護」が制定された背景 特定技能制度は、深刻化する人材不足に対応するために、2019年に新設された在留資格の制度です。 日本において、中小・小規模事業者をはじめとした人手不足は深刻化しています。生産性向上や国内人材確保のための取組を行ってもなお人材を確保することが困難な状況にある産業上の分野において,一定の専門性・技能を有し、即戦力となる外国人を受け入れるために、特定技能制度が制定されました。 「介護」分野においても、人材確保に関する様々な取り組みが行われているものの、高まる介護需要に対応できる国内介護人材の確保を進めていくことが困難となっている状況から、特定技能1号の分野のひとつとして定められています。 ・特定技能の在留資格に係る制度の運用に関する方針(分野別運用方針)|厚生労働省 特定技能「介護」の試験と要件について 特定技能1号、2号いずれも各特定産業分野の試験に合格する必要があり、特定技能1号は日本語試験にも合格する必要があります。介護分野は1号ですので、両方の試験に合格しなければなりません。 特定技能「介護」の試験 特定技能「介護」として働くために、合格しなければならない試験は以下の3つです。 介護技能評価試験 国際交流基金日本語基礎テスト(もしくは日本語能力試験N4以上) 介護日本語評価試験 通常の日本語試験に加えて、介護日本語評価試験への合格も必須となります。 試験免除の要件 以下の場合は、上記の試験が免除になります。 介護福祉士養成施設を修了 介護福祉士養成施設を修了した人は、試験が免除されます。 「技能実習2号」を良好に修了 介護分野の技能実習2号を良好に修了した人は、特定技能「介護」に移行することができ、上記の「介護技能評価試験」と「日本語能力試験」が免除となります。 ここで言う良好に修了しているとは、技能実習を2年10月以上修了し、かつ①技能検定3級又はこれに相当する技能実習評価試験に合格している、②技能実習生に関する評価調書がある、のいずれかです。 EPA介護福祉士候補者として就労・研修に適切に従事(4年間) ここでいう適切に従事とは、直近の介護福祉士国家試験の結果通知書により、①合格基準点の5割以上の得点があり、かつすべての試験科目に得点があることです。 なお、EPA介護福祉士候補者が介護福祉士国家試験に合格した場合は、在留資格「介護」に移行できます。 ・特定技能の在留資格に係る制度の運用に関する方針(分野別運用方針)|厚生労働省 ・介護分野における特定技能外国人の受け入れについて|厚生労働省 ・特定技能ガイドブック|出入国在留管理庁 特定技能「介護」以外の在留資格は? 在留資格「介護」 専門的・技術的分野への外国人労働者の受け入れを目的とした制度です。 日本の介護福祉士養成校に通う外国人留学生は、卒業して介護福祉士を取得すると、「介護」という在留資格(いわゆる介護ビザ)を取得できます。家族の帯同も可能で、在留期間も制限なしで更新可能です。 令和2年4月1日からは、実務経験を経て介護福祉士を取得した方も、在留資格「介護」への移行対象となっています。 受け入れに向いている事業所 養成校と連携し、採用活動ができる事業所 訪問介護系のサービスにも従事してもらいたい事業所 ・在留資格「介護」 | 出入国在留管理庁 ・介護福祉士資格を取得した外国人の方に対する在留資格「介護」の付与について|厚生労働省 技能実習「介護」 技能実習は、国際貢献のため、発展途上国等の外国人を日本で一定期間(最長5年)に限り受け入れ、OJTを通じて技能を移転する制度です。 技能実習生は入国後、日本語と介護の基礎等に関する講習を受けてから、介護事業所で受け入れます。入国1年後の試験に合格すると追加で2年受け入れることができます。3年後の試験に合格するとさらに2年実習を受けることができ、その後は帰国し、母国で介護業務に従事します。 技能実習期間中に介護福祉士の国家資格を取得すれば、在留資格「介護」に変更して、日本で永続的に働くこともできます。 受け入れに向いている事業所 開設後、3年以上の事業所 実習生に対して、指導者をつけることのできる事業所 外国人介護人材を確実に受け入れたい事業所 なるべく外国人介護人材の転職リスクを避けたい事業所 ・外国人技能実習制度について |厚生労働省 ・介護職種の技能実習制度について|厚生労働省 特定技能「介護」のメリット・デメリット 先ほど紹介した在留資格「介護」は、在留資格の中でも制約が最も少なく、外国人介護人材が希望すれば、永続的に日本で働くことも可能です。ただし、介護福祉士合格が条件となっていることからも、外国人人材にとってのハードルは最も高くなっています。技能実習については、人材育成が目的の制度であるため、制約が多いです。 一方、特定技能「介護」については、支援(詳しくは、次の項目で紹介します)のハードルがあるものの、外部へ委託することも可能で、比較的活用しやすい制度といえます。 これらのことを踏まえ、特定技能「介護」の、メリット・デメリットを以下にまとめています。 メリット 民間の人材紹介会社などを通して、採用活動ができる 新設の事業所でも外国人介護人材を雇用できる 事業所に配属後すぐに人員配置基準に加えることができる 常勤介護職員と同数まで外国人介護人材の受け入れができる デメリット 外国人介護人材が自身で職場を選べるため、転職リスクがある。 訪問介護系の事業所では受け入れができない 外国人介護人材が技能実習「介護」として働けるのは、5年が上限である 転職リスクを除く、デメリットについては、特定技能「介護」で受け入れ中に、外国人介護人材が介護福祉士国家試験に合格することで、在留資格「介護」に移行することができれば、解消されます。 受け入れ事業所側が満たすべき要件 特定技能「介護」の制度を活用するために、受け入れ事業所側が満たすべき要件があります。 ●基準 適切な雇用契約を行うこと 受け入れ機関が適切であること 外国人を支援する体制があること 外国人を支援する計画が適切であること ●受け入れ機関の義務 外国人と結んだ雇用契約を確実に履行すること 外国人への支援を適切に実施すること 出入国在留管理庁及びハローワークへの各種届出 適切な雇用契約を行うこと、法令順守していることなどの要件もありますが、支援計画に基づく外国人の生活面も含めた各種支援が義務付けられていることが特定技能の特徴です。 また、分野別協議会への入会も必要となります。 ・特定技能ガイドブック|出入国在留管理庁 1号特定技能外国人支援計画 具体的には、以下の10項目について支援計画を立て、計画に基づいた支援を行う必要があります。 事前ガイダンス 出入国する際の送迎 住居確保・生活に必要な契約支援 生活オリエンテーション 公的手続き等への同行 日本語学習の機会の提供 相談・苦情への対応 日本人との交流促進 転職支援(自己都合退職以外) 定期的な面談・行政機関への通報 こちらは、ハードルが高いように思われますが、法人や事業所で対応することが難しければ、外部の登録支援機関へ委託することが認められています。受け入れにあたり、人材紹介サービス等を利用される場合は、人材紹介会社が登録支援機関となっている場合もありますので、問い合わせてみるとよいでしょう。 ・特定技能ガイドブック|出入国在留管理庁 分野別協議会への入会 在留資格「特定技能」で外国人を受け入れる法人・機関の方は、初めて1号特定技能外国人を受け入れた日から4ヶ月以内の間に、「介護分野における特定技能協議会」の構成員になることが必要です。 ・特定技能ガイドブック|出入国在留管理庁 まとめ 特定技能とは、人材不足に対応するため、即戦力となる外国人を受け入れる制度である 事業所単位で常勤職員数と同数まで受け入れできる 雇用形態は、直接雇用のみで、労働条件も日本人職員と同等以上 外国人人材に対する支援が必要だが、登録支援機関へ委託もできる 5年が上限だが、介護福祉士の国家試験に合格すれば、在留資格「介護」へ移行できる 在留資格「介護」へ移行すれば、永続的に働くことができる 介護の在留資格のひとつである特定技能「介護」について解説しました。人材不足の解消を目的に、即戦力となる外国人を受け入れるために創設された制度ですので、他の在留資格と比較しても制約が少なく、活用しやすい制度であると言えるでしょう。これから外国人介護人材の受け入れを検討されている事業所の方は、一度調べてみてはいかがでしょうか。

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  • 【最新】各講座日程表
    2024.03.26

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  • 【速報】第36回(2024年1月実施)介護福祉国家試験合格発表!合格率や合格者数・合格基準をご紹介
    2024.03.25

    試験情報

    【速報】第36回(2024年1月実施)介護福祉国家試験合格発表!合格率や合格者数・合格基準をご紹介

    第36回介護福祉士国家試験の合格率は82.8% でした。 過去最高を記録した前回の試験から1.5ポイント減少しましたが、2年連続で80%を超える合格率でした。 1.第36回(2024年1月実施)介護福祉士国家試験の合格率は82.8% 第36回(2024年1月実施)介護福祉士国家試験は、2024年1月28日(日)に筆記試験、2024年3月3日(日)に実技試験が行われ、受験者74,595人に対し合格者は61,747人で合格率は82.8%という結果でした。 受験者数は前回の試験より4,556人減少し、合格者数も4,964名減少しました。 過去10年間の合格率の推移をみると、受験要件が変更になった2016年以降、傾向が変化しています。 2016年以降、実務経験ルートが追加され、実務経験がある介護職は実務者研修の修了が必須になりました。この変更以降、受験者数が減少し、合格率が高くなっている傾向があります。 出典:厚生労働省「介護福祉士国家試験の受験者・合格者の推移」 2.合格基準 各合格基準は以下の通りです。 <筆記試験> 1. 総得点125点に対し、得点67点以上の者 2. 1を満たし、試験科目11科目群すべてにおいて得点があること <実技試験> (筆記試験の合格者のうち)総得点100点に対し、得点53.33点以上の者 参考:厚生労働省「第36回介護福祉士国家試験の合格基準及び正答について」 ①筆記試験 4つの領域の知識・技術について横断的に問う問題が事例形式で出題されます。 合格基準は通常、総得点125点の60%程度で75点が目安とされていましたが、第36回は得点67点以上が合格基準となり、例年よりも合格基準が低くなっていました。 ②実技試験 実技試験は、介護等に関する専門的技能を問われます。 実技試験の合格基準は、総得点100点に対し得点53.33点以上でした。 3.国家試験合格後の手続き方法 国家試験の合格者には、合格証書と一緒に「登録申請書・登録の手引」が同封されています。 手引きに従って速やかに手続きを行い、「資格登録」を済ませましょう。 ①必要書類を簡易書留で提出する 下記書類を準備し、必ず簡易書留で郵送しましょう。 ①登録申請書 ②登録免許税「収入印紙」の原本 ③貼付用紙 ④登録手数料「振替払込受付証明書(お客さま用)」の原本 ⑤下記いずれかの書類1通 ・ 戸籍の個人事項証明書の原本 ・ 戸籍抄本の原本 ・「本籍地を記載した」住民票の原本 ②試験センターで受理 試験センターで受理後、審査が行なわれ登録簿へ登録されます。 ③登録証の交付 提出された書類に不備がなければ、1ヶ月程度で登録証が発送されます。 参考:第36回(令和5年度)介護福祉士国家試験の受験手続の方法について写真付きで解説 4.【キャリアアップ目指す方必見】介護福祉士求人を見る3つのポイント 介護福祉士合格後、キャリアアップをめざして転職を検討されている方も多いのではないでしょうか。 合格後、キャリアアップをめざしている方は、一度求人を見てみましょう。 ポイント1✨月給の金額 介護福祉士を取得することにより、基本給のアップや、資格手当や待遇改善手当による給与アップが期待できます。 また、将来的にキャリアアップし管理職などに就くことができれば更なる収入アップの可能性もあります。 経験年数などにより給与は変わってきますが、現在の月給と比較してみてください。 ポイント2✨賞与の支給額 介護福祉士を取得したことで、賞与の掛け率が増え、支給額が増える求人もあります。 月給だけでなく、賞与も含めた年収ベースで考えることも大切です。 ポイント3✨キャリアアップ支援 将来は管理者の仕事に就きたいと介護福祉士を取得された方も多いのではないでしょうか。 介護福祉士として実務経験を積むことで、介護支援専門員(ケアマネジャー)を目指すこともできます。 希望の求人にキャリアアップのための支援があるかも確認するとよいでしょう。

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