お知らせ
- 2024.08.09お役立ち情報
- 介護福祉士・社会福祉士などの国家資格のデジタル化スタート!スマホで申請手続きが可能に(2024年8月6日~)
出典:デジタル庁
2024年8月6日から、介護福祉士や社会福祉士などの国家資格のデジタル化が開始されました。
マイナポータルを利用して、住所や氏名変更などの手続きがオンラインで済ませられるようになり、戸籍や住民票の写しの提出などが不要になります。現在は介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士、公認心理士の4資格が対象ですが、今後は対象となる資格がさらに増えていきます。
参照:デジタル庁「国家資格のオンライン・デジタル化が始まります」
1.デジタル化によってできるようになること
以下の内容ができるようになります。
■各種申請
・各種申請書類のオンライン提出が可能
・オンライン支払いが可能
・マイナンバーの活用により住民票等の写しの提出を省略が可能
・申請状況の確認が可能
・マイナポータルからのお知らせを確認可能
■資格の維持
・婚姻や引っ越し等による氏名・住所等が変更された場合や死亡時に必要となる手続きの簡略が可能
※資格ごとに取扱は異なります。
■資格の活用
・自身の保有する資格情報をマイナポータル上で参照可能
・真正性の確保や偽証防止機能等を設けたうえで、資格情報を電子媒体の形式で出力、表示が可能
・マイナポータルAPIの活用により外部システムへ資格情報の連携が可能
出典:デジタル庁ホームページ
2.手続き方法
■利用可能な方
・電子証明書が有効なマイナンバーカードをお持ちの方
・オンライン化を開始した国家資格を有する方
■マイナポータル利用の流れ
1.マイナポータルへログインする
2.「さがす」から「#国家資格」または「証明書」を押下する
3.「国家資格の登録・各種申請」から「資格を追加する」を押下し、登録する国家資格を選択し、その後の手続きは画面の案内に従って操作してください
具体的な手続き方法はこちら(デジタル庁ホームページ)
3.対象となる資格
2024年8月6日から介護福祉士をはじめとする4資格が対象となりましたが、今後、対象となる資格が増えていきます。
出典:デジタル庁ホームページ
2024年8月6日からデジタル化された資格
介護福祉士・社会福祉士・精神保健福祉士・公認心理士
2024年11月頃からデジタル化される資格
医師、歯科医師、看護師、保健師、助産師、理学療法士、作業療法士、視能訓練士、義肢装具士、臨床検査技師、臨床工学技士、診療放射線技師、衛生検査技師、死体解剖、医師臨床研修修了者、歯科医師臨床研修修了者、医師少数区域経験認定医、薬剤師、言語聴覚士、歯科衛生士、歯科技工士、救急救命士、管理栄養士、社会保険労務士、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師
2025年3月頃からデジタル化される資格
柔道整復師、保険医、保険薬剤師、国家戦略特別区域限定保育士、保育士、介護支援専門員、准看護師、栄養士、難病指定医(協力難病指定医)、小児慢性特定疾病指定医、税理士
2025年度以降にデジタル化される資格
小型船舶操縦士、行政書士、司法試験、司法試験予備試験、建築物環境衛生管理技術者、建築物調査員、建築設備等検査員、建築基準適合判定資格者、構造計算適合判定資格者、情報処理安全確保支援士、海技士、調理師、精神保健指定医、キャリアコンサルタント、給水装置工事主任技術者、専門調理師、技能士(131種)、労働安全衛生法による免許(20種)、技能講習修了証(69種)、登録販売者、全国通訳案内士、地域通訳案内士、職業訓練指導員、製菓衛生師、クリーニング師、受胎調節実地指導員、教員、一級建築士、二級建築士、木造建築士、マンション管理士、自動車整備士、海事代理士、衛生管理者、救命艇手、理容師、美容師、労働安全コンサルタント、労働衛生コンサルタント、作業環境測定士、特定社会保険労務士、年金数理人
まとめ
介護福祉士国家資格のデジタル化は、マイナポータルを利用したオンライン手続きが可能になったことが大きな特徴です。
これにより、資格登録や氏名・住所変更などの手続きがオンラインで完結し、住民票や戸籍謄本の写しなどの添付書類が不要となりました。また、手数料の支払いもオンラインで行えるようになります。
今後の対象資格については、利用開始時期などに変更が生まれる可能性もありますので、詳細はデジタル庁ホームページをご確認ください。
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