お知らせ

2021.10.08試験情報
2022年度(第25回)ケアマネ試験受験対策の確認事項と今後の流れ

2021度(第24回)の介護支援専門員実務研修受講(ケアマネ)試験が、2021年10月10日(日)に行われます。

2021年度(第24回)介護支援専門員実務研修受講(ケアマネ)試験の解答速報・解説動画の閲覧はこちらhttps://www.sanko-fukushi.com/news/202101010/

ケアマネジャーになるためには、受験資格を満たしたうえで、年に一回実施される「介護支援専門員実務研修受講試験」に合格しなければなりません

この記事では、2022年度(第25回)試験に向けて、今からどのように準備を進めていけばいいのかをわかりやすく解説していきます。
介護支援専門員は、国家資格ではなく公的資格であり、試験は各都道府県が管轄、実施しています。

ケアマネジャー(介護支援専門員)とは

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一般的には「ケアマネ」「ケアマネージャー」と呼ばれていますが、正式名称は「介護支援専門員」といいます。

介護サービスを必要としている人とサービスを提供する事業所をつなぐ大切な役割で、ご利用者様やご家族が「どんなサービスを必要としているのか」というニーズを把握し、適切な介護保険サービスが受けられるようケアプランを作成するお仕事です。

ケアマネは介護保険制度のプロとも呼ばれており、専門的な知識をもって利用者様に救いの手を差し伸べる大きな存在ともいえます。

具体的な仕事内容

①要介護認定に関する業務

・申請の代行
・認定調査の受託(市町村からの委託を受け、認定を受ける方のお宅へ訪問調査に伺います)

②介護支援サービスに関する業務

・課題分析(アセスメント)
・介護サービス計画(ケアプラン)の作成
・サービスの仲介や実施管理
・サービス提供状況の継続的な把握および評価

③給付管理に関する業務

・支給額限度額の確認と利用者負担額の計算
・サービス利用票、サービス提供票の作成
・給付管理票の作成と提出

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①平均給与額が高い

一般的にケアマネジャー(介護支援専門員)は、介護職の中でも比較的給与が高い職種と言われています。

参考:介護職員の平均給与額等(月給・常勤の者),サービス種類別,保有資格別(処遇改善加算(Ⅰ)~(Ⅴ)を取得している事業所)(166ページ目に記載)

その要因として挙げられるのは、資格手当による給与加算でしょう。

ケアマネジャーの受験資格には、「特定の業務を通算して5年以上かつ900日以上おこなった者」という条件があり、その1つの「法定資格所有者」には社会福祉士や介護福祉士といった介護資格が含まれています。

したがって、ケアマネジャーは介護支援専門員以外にも手当のつく資格を取得していることが多く、結果的に他の介護職よりも給与が高いという結果になっているようです。

②介護の資格や経験を活かすことができる

ケアマネジャーを受験するためには、特定の業務を通算して5年以上かつ900日以上おこなう必要があります。

この「特定の業務」に値する資格・業務が2018年(第21回)からさらに限定されたことによって、受験できる対象者が大幅に減る結果となりました。

参考:厚生労働省「第23回介護支援専門員実務研修受講試験の実施状況について」

これにより「特定の業務」に該当し、業務に従事している日数を満たしている人にとっては、受験のみならず、就職先の同じポストを狙うライバルが減り、ケアマネジャーという資格の価値がさらに高まったと言えるでしょう。

自身が長く従事してきた介護の経験や資格を活かしながら、別の職種へステップアップすることができるため、「これまでと違った形で介護に関わりたいな」と考えている方にも人気の資格です。

③夜勤などがなく働きやすい

ケアマネジャーが人気の理由は、実際の働きやすさが大きいと言えるでしょう。

例えば、メイン業務である「ケアプラン作成」やその他の事務作業は日中の時間帯に行います。つまり、介護職員のように夜勤や24時間のシフト制で仕事をする必要がないため、一般的な会社員のような働き方ができるということです。

これにより、結婚や出産を経験した女性も仕事と家庭・子育ての両立がしやすく、ライフステージが変わっても長く勤めることができるという点において、大きなメリットと言えます。

実際に以下の表でも、介護支援専門員(ケアマネジャー)の平均勤続年数は他の職種よりも長く、比較的平均年齢も高いことがわかります。

参考:介護職員の平均給与額等(月給・常勤の者),サービス種類別,保有資格別(処遇改善加算(Ⅰ)~(Ⅴ)を取得している事業所)(166ページ目に記載)

給与の高さや資格経験を活かすことができるだけでなく、こういった労働環境の面でもケアマネジャーが選ばれる理由に納得する方も多いのではないでしょうか。

ケアマネジャーの受験資格

介護支援専門員実務研修受講(ケアマネ)試験には、受験資格があります。

2018年に一部が変更があり、現在は①〜⑤の業務を通算して5年以上かつ900日以上おこなった者が対象となりました。

    1. 法定資格保有者
    2. 生活相談員
    3. 支援相談員
    4. 相談支援専門員
    5. 主任相談支援員

【法定資格保有者とは】
医師、歯科医師、薬剤師、助産師、看護師、准看護師、保健師、理学療法士、作業療法士、社会福祉士、介護福祉士、視能訓練士、義肢装具士、歯科衛生士、言語聴覚士、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師、栄養士(管理栄養士含む)、精神保健福祉士のいずれかを保有

試験内容

試験時間

120分

出題方法

マークシート(五肢複択)

問題数

60問

「介護支援分野」25問
「保健医療福祉サービス分野(基礎)」15問
「保健医療福祉サービス分野(総合)」5問
「保健医療福祉サービス分野(福祉サービスの知識等)」15問

申込から受験までの流れ

① 受験資格を満たす

上記の通り、介護支援専門員実務研修受講(ケアマネ)試験を受けるためには、「特定の業務を通算して5年以上かつ900日以上おこなった者」という受験資格を満たす必要があります。

実務経験だけなく従事した日数も満たす必要があり、2018年以降はこの「受験資格」の対象も変更となりました。

② 願書を受け取る

願書は各都道府県の保健所や市区町村の介護保険担当課などで配布されています。

配布期間は毎年6月頃ですが、締め切り日含め各都道府県によって日程は異なりますので、必ず自身の受験地で発表されている情報を確認しましょう。

参考:公益財団法人社会福祉振興・試験センター「介護支援専門員」

③ 受験手数料をコンビニで支払う

コンビニエンスストアにて、受験手数料と払込手数料を指定の払込用紙で支払います。

願書の申込締切日までの受領印が有効であり、1日でも過ぎると無効となりますので、ご注意ください。

④ 願書を提出する

願書は簡易書留による郵送のみで受付しているため、ポスト投函はできません。
郵便局の営業日及び営業時間については、各自ご確認の上、期日に余裕をもって申込みましょう。

また受験申し込み受付期間は都道府県ごとによって異なりますので、必ず確認し、提出書類が揃ったら早めに提出しましょう。

⑤ 受験票を受け取る

願書が受理されると、受験票が届きます。当日必要となりますので、無くさないように保管しましょう。

また試験日の2週間前になっても受験票が届かない、紛失した場合などは、受験要項に記載されている問い合わせ先へ速やかに確認しましょう。

合格後に必要なケアマネジャーになるまでの手続き

ケアマネジャーとして働くためには、試験に合格後、「実務研修の受講」および「資格登録」を行う必要があります。

この2点が完了しないと、ケアマネ業務に就くことはできませんので、忘れないように手続きを進めましょう。

①「介護支援専門員実務研修受講試験」に合格する

まずは、毎年10月に実施される「介護支援専門員実務研修受講(ケアマネ)試験」に合格する必要があります。

この試験は年に1回しか実施されませんので、申込期間を確認し、受験のタイミングを逃さないようにしましょう。

②「介護支援専門員実務研修」を受講する

年に数回、各都道府県で実施されています。

15日間の講習+3日間の実務(87時間以上の研修)の受講を全日程出席して修了となりますので、必ず出席しましょう。

③ 各都道府県の「介護支援専門員資格登録簿」へ登録申請

介護支援専門員実務研修を修了したら、3ヶ月以内に各都道府県の「介護支援専門員資格登録簿」へ登録申請を行わなければなりません。

申請先や必要書類は各都道府県によって異なりますので、詳細は合格通知に同封されている案内を確認しましょう。

④ 介護支援専門員証の交付申請

ケアマネとして仕事をするためには、都道府県の知事が発行する介護支援専門員証の交付が必要となります。

介護支援専門員証の交付は、③の登録申請と同時に行うことができるため、あわせて申請しておくことをおすすめします(別途、手数料が必要)

※手数料や必要書類は都道府県によって異なりますので、必ず申請する地域の情報を確認してください

⑤ 介護支援専門員証が交付される

介護支援専門員証が交付されると、ケアマネジャーとして働くことが可能になります。

参考:ケアマネ合格後に必要な介護支援専門員実務研修や登録手続き

2022年度ケアマネジャー試験を考えている人へ

試験日

2022年度の試験日はまだ公開されていませんが、例年10月の日曜日に開催されています。
試験は年に1回しかありませんので、見逃さないように注意しましょう。

願書配布および申し込み期間

こちらもまだ2022年度の期日は公開されていませんが、例年5〜7月頃に願書の配布・申し込み受付をしています。
毎年配布・申し込み期限は1ヶ月程度であるため、早めに受け取り、提出するようにしましょう。
(※願書の配布、受付期間は都道府県によって異なりますので、必ず事前にご自身の受験地情報をチェックしましょう)

受験地

介護支援専門員実務研修受講(ケアマネ)試験は自分で受験地を選ぶことができません

原則、受験資格を満たしている業務で働いている場合は、勤務地の都道府県での受験になります。
従事していない場合は、居住する都道府県での受験となります。

受験地を誤って申し込んだ場合には、受付ができませんのでくれぐれもご注意ください。

※受験地について、東京都の例を参考にご確認ください

合格発表

毎年12月の1週目に発表されています。

受験手数料

12,800円(※2021年度東京都の場合)

※受験手数料は各都道府県により異なります
※コンビニエンスストア払込手数料が別途必要

(参考)2021年度(第23回)の概要

試験日

2021年10月10日(日)

受験申し込み期間

2021年6月1日(火)~6月末頃

※申し込み期間は、各都道府県により異なる

合格発表

2021年12月2日(木)

2020年度の合格率は17.7%

2020年(第23回)に実施された試験の合格率は、17.7%でした。

▼厚生労働省HPより
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000187425_00007.html

これまで全23回開催されていますが、年々合格率は低下傾向にあり、2011年(第14回)からはほぼ20%をきるほど難関と言われているため、合格を目指すためにはしっかりとした対策が必要です。

ケアマネの合格率が低い理由

①出題方法が五肢複択方式だから

介護支援専門員実務研修受講(ケアマネ)試験の問題形式はマークシートですが、実は五肢択一ではなく「五肢複択方式」なのです。

「五肢複択方式」とは、5つの選択肢から正しいものを2つまたは3つ選ぶマークシート方式のことを指し、選択肢の1つが正解でも、他の選択肢を間違えればその問題は不正解となってしまいます。

つまり、5つの選択肢から正解を1つ選べばいい「五肢択一」よりも難易度が高く、偶然正解した!という確率が低くなるため、得点が難しいとされています。
<過去問題>
問1  2017(平成29)年の介護保険制度改正について正しいものはどれか。3つ選べ。
1介護医療院の創設
2共生型サービスの創設
3看護小規模多機能型居宅介護の創設
4介護給付及び予防給付に係る3割負担の導入
5介護予防訪問介護及び介護予防通所介護の介護予防・日常生活支援総合事業への移行
<過去問題>
問2 介護保険法第2条に示されている保険給付の基本的考え方として正しいものはどれか。2つ選べ。
1介護支援専門員の選択に基づくサービスの提供
2被保険者の所得及び資産による制限
3同一の事業者による複合的かつ集中的なサービスの提供
4医療との連携への十分な配慮
5被保険者の有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるようにすることへの配慮

参考:ケアマネージャー試験過去問集. 第22回 介護支援専門員 実務研修受講試験問題

②試験時間が短いから

国家資格である「介護福祉士」の試験時間が220分(問題数125問)に対し、ケアマネジャー試験は120分(問題数60問)と大幅に短いことがわかります。

もちろん出題数の違いはありますが、前述したとおり、ケアマネジャー試験は「五肢複択方式」であり、より難易度の高い問題を確実に得点していかなければなりません。

問題文を理解し、回答するまでの平均時間は1問2分以内となりますので、じっくり考え込んでしまうと時間配分がうまくできず「最後まで回答できなかった」ということにもなりかねないでしょう。

③勉強時間の確保が難しいから

ケアマネジャー試験の受験資格は特定の業務を通算して5年以上かつ900日以上おこなった者」と、他の受験資格に比べて、実務経験のハードルが高いと言えます。

つまり、学生時代のように試験に向けて一目散に勉強!という環境ではなく、「働きながら受験を目指す」方が多いため、受験対策に費やせる勉強時間の確保が大きな課題となっているのです。

限られた時間の中で、「計画的に進められなかった」「膨大な試験範囲に目を通すだけでも大変」という声も多く、仕事と受験対策を両立させることの難しさが、合格率の低さに繋がっていると言えるでしょう。

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