お知らせ

2021.08.10お役立ち情報
未経験で働きながら介護福祉士になるには?

介護福祉士は、未経験でも働きながら最短3年で取得を目指せる国家資格です。
介護福祉士は、求人数も豊富で働き方も選べるため、他業種から介護業界へ転職し、介護福祉士を目指す方も増えています。

未経験から介護福祉士を目指したい!そんな方が介護福祉士を取得するためのルートをご紹介します。

未経験から介護福祉士になる4つのルート

介護福祉士には、大きく4つのルートを通じてなることができます。
ルートによって受験が必要な試験や異なります。

① 実務経験ルート
② 養成施設ルート
③ 福祉系高校ルート
④ 経済連携協定(EPA)ルート

①実務経験ルート

実務経験ルートの場合は、3年以上の実務経験および実務者研修を修了すると、介護福祉士を受験することができます。実務経験に関する詳細、次のとおりです。
≪3年以上の実務経験とは≫□従業期間は3年(1,095日)以上であること
実務経験の対象となる施設(事業)及び職種での在職期間のことです。産休、育休、病休などの休職期間も含まれます。
□従事日数540日以上であること。
実際に介護等の業務に従事した日数です。なお、1日の勤務時間は問われません。たとえば、訪問介護に従事していて、1時間のみの勤務であったとしても、1日としてカウントすることができます。※いずれも受験年度の3月31日まで通算することができます。≪実務者研修を修了していること≫ 平成28年度(第29回)試験より、実務者研修の修了が受験要件として必要となりました。介護職員基礎研修+喀痰吸引等研修(1号もしくは2号研修)で読み替えることが可能で※介護福祉士国家試験の受験者は、この「③実務経験ルート」の方が毎年90%ほどを占めています。

②養成施設ルート

指定された養成施設等を卒業後、介護福祉士国家試験を受験することができます。
「社会福祉士及び介護福祉士法」の改正により、平成29年度(第30回)からは、養成校ルートが介護福祉士の受験資格となりました。令和9年以降に養成施設を卒業する方からは、国家資格に合格しなければ介護福祉士になることができなくなります。なお、令和8年度までに養成施設を卒業する方については、経過措置が適用されます。
経過措置
養成施設を令和8年度末までに卒業する方は、卒業後5年間は、国家試験に合格しなくても、介護福祉士になることができます。その後についても、次のいずれかの条件を満たすことで、介護福祉士の登録を継続することができます。

卒業後5年の間に、介護福祉士国家試験に合格する。

卒業後5年間続けて介護等の業務に従事する。

③福祉系高校ルート

福祉系高校(2009年度以降入学)で、定められた科目・単位を取得し卒業した後、9か月以上の介護等の実務経験を積むことで、介護福祉士国家試験を受験することができます。
≪従業期間と従事日数≫
□従業期間は9カ月(273日)以上であること
実務経験の対象となる施設(事業)及び職種での在職期間のことです。産休、育休、病休などの休職期間も含まれます。
□従事日数135日以上であること。
実際に介護等の業務に従事した日数です。なお、1日の勤務時間は問われません。たとえば、訪問介護に従事していて、1時間のみの勤務であったとしても、1日としてカウントすることができます。※いずれも受験年度の3月31日まで通算することができます。

④経済連携協定(EPA)ルート

EPA介護福祉士候補者が3年以上の実務経験および実務者研修を修了すると、介護福祉士を受験することができます。
EPA介護福祉士候補者とは
公益社団法人国際構成事業団が紹介した受入期間と締結した雇用契約に明示された受け入れ施設において、研修責任者の監督の下で日本の介護福祉士資格を取得することを目的として研修を受けながら就労するインドネシア人、フィリピン人およびベトナム人のことです。

実務者 日程

2. 社会人が働きながら介護福祉士になるには

① 実務経験ルートで介護福祉士を目指す。

介護福祉士は、介護職で唯一の国家資格です。国家資格といえば、専門学校や大学に通って必要な課程を履修することで取得するイメージが強いですが、「介護福祉士」は働きながら取得できる数少ない国家資格のひとつです。実は、受験者のうち90%ほどが「実務経験ルート」。もちろん、養成校に通う方法もありますが、実務経験ルートでは、3年以上の実務経験と実務者研修修了の条件をクリアすることで国家試験を受験することができるため、多くの方が、働きながら介護福祉士を目指しています。

(ア) 実務経験3年を満たす条件は?

実務経験3年と認められる条件は、①従業期間と②従事日数です。まず、①の従業期間は受験年度の3月31日までに通算3年以上の雇用契約期間があることが条件です。(産休、育休または病休などで休職している期間も通算することができます。)次に②の従事日数ですが、3年間で通算540日以上従事していれば条件を満たします。(1日あたりの労働時間は問われません。)

(イ) 最小どれくらいの勤務をすれば、最短3年で介護福祉士を目指せるのか

前項にて確認した条件を考えると、2日に1回ペースで業務に従事していれば最短3年で介護福祉士を目指すことができます。また、訪問介護等の短時間から勤務できる職場で1回あたり40分間の仕事であっても、3年間の雇用期間があれば、介護福祉士を目指すことが可能です。
(540日÷3年間÷52週(1年間の週数)=3.46日/1週間あたりの必須労働日数)

(ウ) 週2回しか働けなくても、介護福祉士を目指せるのか

週2回しか働けない方でも、介護福祉士を目指すことが可能です。最短の3年では、受験に必要な従業日数の540日を満たすことはできませんが、540日を満たすまで勤務し続ければ、介護福祉士を受験することが可能になります。そのため、フルタイムで働けない方でも5年~6年かけて、介護福祉士を目指すことが可能です。
(540日÷5年間÷52週(1年間の週数)=2.07日/1週間あたりの必須労働日数)

② 実務者研修の受講ルート

実務経験ルートで介護福祉士を受験する場合、修了が必須となる実務者研修。
この実務者研修は、どなたでも受講することが可能です。介護職未経験、介護関連の資格がない方でも受講することが可能です。
ただし、実務者研修は実務経験ルートで介護福祉士を目指す全ての方が受講する研修です。そのため、研修を受講する方の多くが、実務経験があると認識されたほうがよいでしょう。通学講習の際の授業内容は、ケースワークが中心。ある程度の知識もしくは経験をもって参加されたほうが、充実した時間を過ごすことができることは間違いありません。
資格なし、未経験の方が、実務者研修を受講する方法は2つあります。ご自身の状況やご希望にあった方法を選択してください。

(ア) 介護職員初任者研修を受講してから実務者研修を受講する。

介護の知識や介護技術を基礎から学べる介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)という研修があります。
介護職員初任者研修を受講することで、介護職員として働くうえで必要な知識と技術が身に付きますので、介護業界で就職後、即戦力となれることが最大のメリットです。また、介護職員初任者研修は、最短1か月で修了が可能ですので、すぐに有資格者として勤務を開始できるのも魅力です。
介護職員初任者研修を修了すれば、実務者研修を受講する際は、科目免除を受けることができるため、全科目履修する無資格者コースよりも受講料が安くなります。
初任者研修と実務者研修と両方受講することで二重の受講料がかかるのではないかと心配される方もいらっしゃいますが、セットで申し込みすれば割引が適用されるため、実際にかかる費用はほとんど変わりません。
唯一デメリットとしては、初任者研修で15日間、実務者研修で7日間、合計22日間の通学講習の参加が必要となりますので、ご自宅の近くに通える教室がない方や、どうしても通学の時間を確保ことが難しい方にとっては、通学すること自体が負担になってしまう可能性があることです。

(イ) 実務者研修の無資格者コースを受講する。

実務者研修はどなたでも受講が可能なため、複数のコースが用意されています。
無資格者の方は、全科目を履修することになります。実務者研修は全20科目のうち、18科目+医療的ケアの一部分※1を自宅学習にて課題を提出する方法で履修しますので、全科目履修といっても、実際の学校への通学日数は他の有資格者と変わらず、7日間となります。
メリットは、初任者研修から受講する方法と比べ、トータルの通学日数が少ないことです。どうしても、学校に通学する時間を確保できないという方は、こちらのコースがおすすめです。

ただし、介護職員初任者研修で受講する内容については、すべて課題提出の方法で履修することになりますので、研修の中で実技指導を受けることができません。通学講習については、知識や経験をもった方と一緒に受講することになるため、無資格・未経験ですと、苦労される方が多いのは事実です。しかし、自宅学習の際に、テキストを理解できるように心がけることである程度カバーはできます。
さらに、無資格で実務者研修を受講する場合には、6か月以上の在学期間が修了条件となります。そのため、有資格者として勤務できるタイミングが、初任者研修を受講する方に比べて遅くなります。
これらのデメリットを理解したうえで、無資格コースを選択してください。
※1 「医療的ケア」は自宅学習で基本知識を学んだうえで、通学講習で実技を習得します。

 

介護福祉士は、未経験であっても資格を取得することができる国家資格です。

また、この資格を活かして、介護業界で活躍することができるため、これから介護の仕事をスタートする人でも目指しやすい資格です。

△介護の資格取得なら介護職員初任者研修の三幸福祉カレッジトップへ