【速報】第36回(2024年1月実施)介護福祉国家試験合格発表!合格率や合格者数・合格基準をご紹介-三幸福祉カレッジ

お知らせ

2024.03.25試験情報
【速報】第36回(2024年1月実施)介護福祉国家試験合格発表!合格率や合格者数・合格基準をご紹介

第36回介護福祉士国家試験の合格率は82.8% でした。 過去最高を記録した前回の試験から1.5ポイント減少しましたが、2年連続で80%を超える合格率でした。

1.第36回(2024年1月実施)介護福祉士国家試験の合格率は82.8%

第36回(2024年1月実施)介護福祉士国家試験は、2024年1月28日(日)に筆記試験、2024年3月3日(日)に実技試験が行われ、受験者74,595人に対し合格者は61,747人で合格率は82.8%という結果でした。

受験者数は前回の試験より4,556人減少し、合格者数も4,964名減少しました。

過去10年間の合格率の推移をみると、受験要件が変更になった2016年以降、傾向が変化しています。
2016年以降、実務経験ルートが追加され、実務経験がある介護職は実務者研修の修了が必須になりました。この変更以降、受験者数が減少し、合格率が高くなっている傾向があります。

出典:厚生労働省「介護福祉士国家試験の受験者・合格者の推移」

2.合格基準

各合格基準は以下の通りです。

<筆記試験>
1. 総得点125点に対し、得点67点以上の者
2. 1を満たし、試験科目11科目群すべてにおいて得点があること

<実技試験>
(筆記試験の合格者のうち)総得点100点に対し、得点53.33点以上の者

参考:厚生労働省「第36回介護福祉士国家試験の合格基準及び正答について」

①筆記試験

4つの領域の知識・技術について横断的に問う問題が事例形式で出題されます。
合格基準は通常、総得点125点の60%程度で75点が目安とされていましたが、第36回は得点67点以上が合格基準となり、例年よりも合格基準が低くなっていました。

②実技試験

実技試験は、介護等に関する専門的技能を問われます。

実技試験の合格基準は、総得点100点に対し得点53.33点以上でした。

3.国家試験合格後の手続き方法

国家試験の合格者には、合格証書と一緒に「登録申請書・登録の手引」が同封されています。
手引きに従って速やかに手続きを行い、「資格登録」を済ませましょう。

①必要書類を簡易書留で提出する

下記書類を準備し、必ず簡易書留で郵送しましょう。

  • ①登録申請書
  • ②登録免許税「収入印紙」の原本
  • ③貼付用紙
  • ④登録手数料「振替払込受付証明書(お客さま用)」の原本
  • ⑤下記いずれかの書類1通
    ・ 戸籍の個人事項証明書の原本
    ・ 戸籍抄本の原本
    ・「本籍地を記載した」住民票の原本

②試験センターで受理

試験センターで受理後、審査が行なわれ登録簿へ登録されます。

③登録証の交付

提出された書類に不備がなければ、1ヶ月程度で登録証が発送されます。

参考:第36回(令和5年度)介護福祉士国家試験の受験手続の方法について写真付きで解説

4.【キャリアアップ目指す方必見】介護福祉士求人を見る3つのポイント

介護福祉士合格後、キャリアアップをめざして転職を検討されている方も多いのではないでしょうか。
合格後、キャリアアップをめざしている方は、一度求人を見てみましょう。
ポイント1✨月給の金額
介護福祉士を取得することにより、基本給のアップや、資格手当や待遇改善手当による給与アップが期待できます。
また、将来的にキャリアアップし管理職などに就くことができれば更なる収入アップの可能性もあります。
経験年数などにより給与は変わってきますが、現在の月給と比較してみてください。

ポイント2✨賞与の支給額
介護福祉士を取得したことで、賞与の掛け率が増え、支給額が増える求人もあります。
月給だけでなく、賞与も含めた年収ベースで考えることも大切です。

ポイント3✨キャリアアップ支援
将来は管理者の仕事に就きたいと介護福祉士を取得された方も多いのではないでしょうか。
介護福祉士として実務経験を積むことで、介護支援専門員(ケアマネジャー)を目指すこともできます。
希望の求人にキャリアアップのための支援があるかも確認するとよいでしょう。

この記事の監修者

三幸福祉カレッジ 編集部

実務者研修・初任者研修を全国で開講している三幸福祉カレッジです。介護の仕事や資格について皆さんが疑問に思っていることや気になること、話題の情報を更新しています。

△介護の資格取得なら介護職員初任者研修の三幸福祉カレッジトップへ