【初めての方へ】訪問介護とは?サービス内容や費用についてご紹介-三幸福祉カレッジ

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2022.10.13お役立ち情報
【初めての方へ】訪問介護とは?サービス内容や費用についてご紹介

訪問介護とは?サービス内容や費用について紹介


介護サービスには様々な種類があります。この記事では、訪問介護について、サービス内容や費用について紹介します。

訪問介護とは

「訪問介護とは、訪問介護員が利用者の居宅を訪問し、入浴・排せつ・食事等の介護、調理・洗濯・掃除等の家事等を提供するもの」と定義されています。

利用者が可能な限り自宅で自立した日常生活を送ることができるよう、訪問介護員が身体介護や生活援助のサービスを行います。通院などを目的とした乗車・移送・降車の介助サービスを提供する事業所もあります。

訪問介護員として業務に従事するためには、「介護職員初任者研修」等の資格が必要です。

参考:どんなサービスがあるの? – 訪問介護(ホームヘルプ)【厚生労働省】

▼訪問介護員の資格等要件
介護福祉士、実務者研修修了者、介護職員初任者研修修了者、旧介護職員基礎研修修了者、旧ホームヘルパー1級・2級課程修了者、
※生活援助従業者研修修了者は生活援助のみ提供可

訪問介護のサービス内容

訪問介護のサービス内容は、「身体介護」「生活援助」「通院等乗降介助」の3類型に区分されます。

身体介護


利用者の身体に直接接触して行われるサービスのことです。

例)入浴介助、排せつ介助、食事介助、移動・移乗介護など

生活援助


身体介護以外で、利用者が日常生活を営むことを支援するサービスのことです。利用者が単身、家族が障害・疾病などのため、本人や家族が家事を行うことが困難な場合に行われます。

例)調理、洗濯、掃除、ベッドメイク、買い物、薬の受け取りなど

通院等乗降介助


車での通院等のための乗車または降車の介助のことです。乗車前・降車後の移動介助等の一連のサービス行為を含みます。

参考:各介護サービスについて【厚生労働省】

訪問介護で受けられないサービス

訪問介護では、ケアマネジャーが作成したケアプランに基づいて訪問介護員が介護サービスを提供します。そのため、ケアプランにないサービスを受けることはできません。

また、利用者が可能な限り自宅で自立した日常生活を送ることを目的としており、次のようなサービスを受けることはできません。

・直接利用者の援助に該当しないサービス
(例)利用者の家族のための家事や来客の対応 など

・日常生活の援助の範囲を超えるサービス
(例)草むしり、ペットの世話、大掃除、窓のガラス磨き、正月の準備 など

・医療行為
(例)人工呼吸器の管理、褥瘡の処置、自己導尿、敵便など
※医師や看護師の指示に基づく「医療的ケア」は、事業所及び訪問介護員が所定の要件を満たす場合に限り、認められます。

また、「生活援助」については、先述のとおり、利用者が単身、家族が障害・疾病などのため、本人や家族が家事を行うことが困難な場合に行われるサービスです。利用者が家族と同居している場合には、正当な理由が認められない限り、介護保険を利用して「生活援助」の介護サービスを受けることはできません。

参考:各介護サービスについて【厚生労働省】

訪問介護の費用

要介護1~5認定を受けた方の利用者負担額は、以下の表のとおりです。
サービス内容・利用時間により金額が設定されています。また、介護保険により利用者負担は1割となります。

参考:どんなサービスがあるの? – 訪問介護(ホームヘルプ)【厚生労働省】

まとめ

  • 訪問介護では、訪問介護員が利用者宅を訪問し、身体介護や生活援助などのサービスを提供する
  • 訪問介護にはできること・できないことがある
  • サービス利用にかかる利用者負担額は1割(要介護1~5の場合)
  • 訪問介護員として働くには、「介護職員初任者研修」等の資格が必要

訪問介護について紹介しましたが、いかがでしょうか。訪問介護員として働く場合にも、訪問介護を依頼する場合にも、サービス内容やできること・できないことを正しく理解して、ご利用者の自立した日常生活をサポートしていきましょう。

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