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2022.05.30お役立ち情報
ケアマネの業務「インテーク」とは?アセスメントとの違いやポイントを解説

ケアマネの業務「インテーク」とは?アセスメントとの違いやポイントを解説

介護保険制度におけるケアマネジメントでは、生活のお困りごとの原因となる課題を分析し、課題の解決に至る道筋と方向を明らかにしていきます。そしてさまざまな社会資源の中から、最も効率的で効果的な支援を総合的に提供しながら課題解決を図っていくプロセスとそれを支えるシステムです。

そしてケアマネジャーは、プロセスに従って介護保険サービスの提供を含め、利用者の生活を支援します。

そこで今回は、そのプロセスの第一段階であるインテークについて、行う際の事前準備とポイント、アセスメントとの違いを交えてご紹介します。

インテークとは

インテークとは

高齢者を取り巻く問題はさまざまであり、利用者からの相談のすべてがケアマネジメントの手法を用いて支援できるとは限りません。

インテークとは、ケアマネジャーが利用者の相談に際し、主訴や要望を丁寧に聴き取り、ケアマネジメントの手法により支援を担当することが相応しいか否かを確認するための初回面接です。 

電話や来所で相談をされる利用者は、さまざまな不安と期待を抱えているため、ケアマネジャーは、その不安を共感的に聴き取るとともに、一つひとつに丁寧に応え信頼関係を構築します。

参考ページ:厚生労働省 ケアマネジメントの基本

アセスメントとの違い 

インテークとアセスメントは行う目的が異なります。

インテークは、ケアマネが適切にケアプランを作成するための最初の情報収集を行うとともに、利用者や家族の不安を共感的に聴き取りながら、一つひとつに丁寧に応え信頼関係を構築することです。

一方のアセスメントは、情報収集で得た現在の利用者や家族の状況とこれまでの暮らしぶりから、自立したこれからの生活への意向と解決すべき課題を明らかにするとともに、阻害要因を分析し、その解決や達成のための手段を考える過程のことです。

そのためケアマネジメントのプロセスとしては、インテークが第一段階、アセスメントが第二段階になります。

参考ページ:介護の人事労務ナビ 介護のケアマネ業務「インテーク」とは?アセスメントとの違いも併せて解説

インテークの事前準備とポイント

インテークの事前準備とポイント

インテークで利用者と家族との信頼関係を構築するためには、事前準備が不可欠です。

電話の際は、お互いの姿が見えないため、話す態度をはじめ言葉遣いや声のトーンなどが相手にどのような印象を与えているかを意識することが重要です。特に声は明るくさわやかにふるまうように心がけることが必要です。

訪問の際は、利用者宅の住所や駐車スペースを確認するとともに、必要な書類を最低限一人分セットするなど持ち物にも留意します。

電話・訪問どちらの場合も、相手の都合の確認と時間帯への配慮を忘れないことが重要です。

また、用件を伝達する際は要領を得ない話で信頼関係を損なうことのないよう、あらかじめ質問したい事項をメモなどに簡潔にまとめておくことが大切です。

さらに、相手が心配事だったり困り事といった感情的な表現をした際は、「心配ですね」や「お気持ちを察します」など、共感的な言葉を伝えることもポイントです。

参考ページ:介護の人事労務ナビ 介護のケアマネ業務「インテーク」とは?アセスメントとの違いも併せて解説

インテークにおいて注意したいポイント

インテークにおいて注意したいポイントインテークは、以下の3つのポイントに注意して行います。

ポイント1.問題の明確化と確認をする

利用者が困っていることや心配していること、してほしいことなどを利用者や家族が理解しやすい項目に整理し、明確にしておきます。

また、整理した問題点について「つまり〇〇さんは、〇〇ということでお困りなのですね」などと言語化して確認することが大切です。

こうして利用者とケアマネジャーの間で、扱う問題についての確認を得ることで、お互いがケアマネジメントの過程を協力して進めていくことができます。

ポイント2.秘密を保持して信頼関係を醸成する

ケアマネジャーは、利用者や家族のさまざまな個人情報を深く知る立場にあるため、業務上で知り得た利用者や家族の秘密を漏らすことのないよう常に意識しておくことが必要です。

ポイント3.自己決定を促して尊重する

利用者が自立した生活を送るためには、利用者自身が直面する問題に対し自ら解決する姿勢を持つことが重要であるとともに、ケアマネジャーは支援を行うにあたり、利用者の考えや判断を尊重することが必要です。

また、ケアプランの内容などを利用者や家族が理解できるように懇切丁寧に説明し、利用者や家族が明確に自己決定できるように支援します。

参考ページ:厚生労働省 ケアマネジメントの基本

介護支援専門員実務研修受講試験にも出題

インテークは、ケアマネジメントに必要な基礎知識および技術として実務研修過程における科目の前期のカリキュラムに盛り込まれ、実務研修受講試験にも出題されています。

第21回(平成30年度)介護支援専門員実務研修受講試験では、このように出題されました。

問題47 インテーク面接について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

  1. 相談援助者は、どのような援助ができるかについて説明する必要がある。
  2. インテークは、初期の面接であるため、1回で終わらせる必要がある。
  3. 秘密が保持できる部屋の準備など、クライエントが話しやすい環境を整える必要がある。
  4. クライエントの主訴に対して、相談援助者の所属する機関が対応できないことを明確に伝えるのは、望ましくない。
  5. インテーク面接では、経過や課題について正確かつ迅速に記録する必要がある。

引用:株式会社シルバー産業新聞社 ケアマネジャー試験過去問題集

答えは1、3、5です。

まとめ

まとめ

今回は、ケアマネジメントのプロセスの第一段階であるインテークについて、行う際の事前準備とポイント、アセスメントとの違いを交えてご紹介しました。

インテークは、利用者の主訴や要望を共感的に聴き取るとともに、一つひとつの相談に丁寧に応え信頼関係を構築することです。

インテークのポイントをしっかりと押さえて、利用者から信頼されるケアマネジャーを目指しましょう!

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