名古屋校からのお知らせ
- 2018.09.24その他
- 【陣?】50年先を考えたバリアフリーの家をどうたてるか。
おはようございます。陣内です。
去年の今頃、ちょうど家を建てるための土地や、
工務店・ハウスメーカーさんを猛烈な勢いで探していました。
その探した数は100以上。実際に訪れたハウスも30以上。
住宅の「立ち退き命令」の2月までのリミットがありました。
建売住宅は即日住めるので最初は探していたのですが見るうちに
大きな問題にぶちあたります。
それが「バリアフリー」の家です。
将来、障がい1級を持っている孫に家を残すためです。
建売はおしゃれですし平たく言うとローン組めればあとは全部ハウスメーカーさんがやってくれ即日住める。細かい間取りはこれからお子さんを育てていくにはいいと思います。見学して玄関であきらめました。
次に工務店さんに1から設計してもらうことにしました。
知人の社長様に工務店さんを紹介して頂きました。設計はどれも素敵でした。
大きな問題に気づきます。それは「車椅子での生活」ができるかです。
設計をもとに来る日も図面を書き直しましたが、
車いすの通れる廊下、玄関、お風呂、寝室、スロープの動線がうまくいきません。
私の仕事柄、営業で見てきたバリアフリーの施設の数々・・・
戸建てのバリアフリーは無理かと諦め始めていました。
そんな時ふと「自分が年老いたら、どんな家にすみたい?」と自問。
”せんねん村”みたいな木の家だな~。”と。
最後のよりどころでせんねん村の施設長に思いきって相談しました。
「家を建てようと思っています。色々設計してもらっているが
バリアフリーの家を建てるのがむずかしい・・・・」と
「建築家を紹介しましょうか」と言ってくださいました。
どう見てもせんねん村の施設は高額に見えますし
私の場合頭金の余裕はほぼない、
会っても、断られてしまうかもというのが本音でした。
娘に連絡したら
大阪にいた障がいをもっている孫も連れてきての打合せになりました。
驚いたことはうちから30分くらいの所に建築家の先生が住んでいました。
実際にお会いして娘がどんな介助をしているかを先生にお話ししました。
すぐ鉛筆で紙に絵を描いてくれました。
今までのいろんな方の設計してくださった図面と違ったのは、
「玄関の位置」「廊下がない」もう、驚くばかりでした。
最初に書いてくださった絵で1つもお直しがなく今の家が建っています。
障がい児の母の娘曰く、
「介助しやすいようにバスタブの高さまでも完璧!」といってました。
100歳になる祖母を連れてきて車いすは試してみました。
段差0、祖母もご満悦でした。
ローンの上限をかなり節約し自分たちでできるところは
できるかぎりやってきました。
内覧会をやってほしいとある施設長様からもお声をいただき、
申請も自分たちでできるところはしたのでそのやり方も
教えてほしいといわれました。図面は目盛りが細かく
老眼に応えました。
庭がまだで、やっと秋になり木が植えれるのでもう少しお待ちください。
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