【陣?】EPA介護福祉士候補者の施設でのとりくみ 成功への道-三幸福祉カレッジ

名古屋校からのお知らせ

2019.07.09その他
【陣?】EPA介護福祉士候補者の施設でのとりくみ 成功への道

こんにちは、ジンノウチです。

本日はフェイスブック担当者からリクエストがありましたので

「EPA介護福祉士候補者の施設でのとりくみ」で

お届けします!

 

まず、EPA介護福祉士候補者とは・・・

経済連携協定に基づき、

日本での介護現場で働き

「国家資格介護福祉士」を目指す

外国の方々のことを言います。

国も限定されていて、フィリピン、ベトナム、インドネシアです。

 

私が日々介護現場に営業する中で、

EPAを取り入れている施設様は何施設かあります。

 

日本の方でも未経験/無資格の方を採用し3年現場経験を重ね、介護福祉士を目指す

取り組みも安易なものではありません。

まして国が異なるとなると、

言葉の壁

文化の壁

 

いろんな問題もある上、現場での指導や、介護福祉士試験にむけてどのような教育をしていくかは並大抵のものではないです。

 

しかし、私の知っている施設様で、

EPAの外国人の方々が生き生きと働いていて、しかも、

「介護福祉士」を取得し取得後も長年勤務している施設様があります。

 

この企画のために施設長にインタビューしてまいりました。

 

EPAはいつから導入されているのですか?

 

平成22年に1期生として3名のEPA介護福祉士候補者を受け入れました。

当初は、疑心暗鬼もありました。言葉の壁はもちろんですが、

国が違いますので文化の違い、日本人にはない特別な考え方があるだろうとは

薄々感じていました。

 

日本人でも、介護福祉士国家資格を取るのは大変な事だと思いますが

EPAの方々を介護福祉士取得に導くまでの勉強や研修などは準備されていましたか?

 

EPAの受け入れ前に、現場の介護職員に対して、

1年以上の外国人の受け入れ態勢の研修をしてきました。

現場の人にまずEPAの受け入れの心構えができていること、

受け皿を作っていくのに力をいれました。

 

実際には、3年間で介護福祉士が取得できるよう

施設で何か取り組みをされたことはありましたか?

3年の「研修計画」をたてました。

1年目の目標達成、2、3年目の目標にむけて1つずつ

手探りで取り組んでいきました。

その中で、1日の8時間のスケジュールと

1週間単位でのスケジュールを立てました。

1日の流れは6時間は仕事をし、2時間は施設で介護福祉士に向けての勉強を

毎日行いました。予習・復習も1時間必ず自宅学習をされていました。

もう1つの大きな課題「日本語の勉強」です。これには日本語学校の先生を

1ヵ月に2,3回来ていただき、指導していただきました。

日本語の独特の言い回しや、普段何気げなく日本人が使用している言葉を

日本語学校の先生を通して教えていただきました。

現場の介護職員が教えても通じないことが多々あったので

月に2,3回来て下さることが彼らたちの支えになりました。

 

 

現場で外国の方が働いているということで

ご利用者様などには抵抗がなかったのでしょうか?

心配はしていましたが、ご利用者様にはすんなりととけこんでいました。

 

やはり、国が違うので文化の違いとか感じましたでしょうか?

私たちが普通にしているごみの分別であっても違いました。

家族の接し方も国によって異なるという事もわかりました。

 

EPAの方々は、施設の寮などに住んでいらっしゃるのですか?

最初は寮なども用意しましたが、今は個人個人で住んでいます。

その方がフェアな関係が築けます。

 

介護福祉士取得の成功へのカギは、何でしたか?

1 本人のやる気

2 もともとのスキル

だと思います。EPA介護福祉士候補者の受け入れに

手を挙げる施設が最初のころはありませんでした。

ですので、レベル高いEPAの方が来てくれました。

現地で介護福祉学科の大学を出ている方や、

実際に現地ですでに看護師で働いている方々でした。

あとは、本人のやる気だと思います。

モチベーションを保てるように、現場の介護職員や研修担当者と

十分すぎるコミュニケーションをとっていて励ましあっていました。

外国人だからと、線は引かずに一緒の介護職員であるので

落ち込んでいるときは声をかえたり、話し合いもしました。

やはり、EPAを受け入れるときは個人個人の

やる気もともと持っているスキルは重要です。

まとめ②

貴重なお話しを聞くことができました!ありがとうございました。

 

ここの施設様は、玄関を入ってすぐEPAの方が

「こんにちはー!」と満面な笑みで向かい入れてくれます。

背筋もピンとしていてとても気持ちいい。

そんなEPAの方々にに介護現場の職員は「ありがとう!」といって元気な声で

声掛けする姿を目にします。

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なので、用もないのにいつも顔を出してしまうのです 笑

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施設へ行く道は青い空が広がっていました☀

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