幾ばくもない人生、大切にね-三幸福祉カレッジ

名古屋校からのお知らせ

2016.03.21その他
幾ばくもない人生、大切にね

おはようございます

昨日は西尾市せんねん村で開講している

初任者研修の講義を2時間、ご一緒させて頂きました。

先生の経験を基にした講義は、分かりやすく

目の前に介護の現場が浮かんできました。

休憩中

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せんねん村でのお仕事をご紹介して

何人もの方がせんねん村で働いています。

行く度に、顔を出しているのですが

ほんと頑張って働いていて・・・

 

介護職がはじめてで 心配や不安の中、働き始めて、

たまに、お会いすると、笑顔で私に手を振ってくれて

その笑顔を見るとご紹介してよかったと思えるのです。

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玄関の前に並んでた

 

 

その後、他の施設で働いている方に電話して、

「最近どう?」が決まり文句です

 

そうすると、20分や30分はお話されます。

 

 

業務中は、業務に追われているので話せないこと一杯あります。

介護職に限らずですがね。

家のこと

恋人やご両親のことで悩んでいたりね。

生活が働く基盤になっているので

生活はおろそかにできないですね。

ひたすら、話を聴きます。

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そんなこんなで、

日も暮れる頃、

昨日は春分の日、日が長くなりました

ふと、祖母に会いたくなって

帰り祖母のところに寄ったんです。

97歳になります。

 

若い頃、厳格な父が

私を勘当したことがありまして、

祖母と祖父と3人で暮らしていたことがあります。

祖母には言葉に言い表せないほどで

偉大な存在です。

今こうやって働けるのも祖母がいるからだと思っています。

 

認知症がだいぶ進んで、私の名前を呼ばなくなりました。

 

でも、会えば私だとわかります。

一緒に住んでいた頃があったからだとおもい、

あの経験はありがたいです。

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祖母の傍にただ座っていたら

祖母がお茶を一口すすって、

「幾許もない人生、大切に生きないとね」

と、にこっと私の方をみて笑ったんです。

 

私が祖母の小さくなった左手に手を添えたら

力強くギュッと握って

「きれいな手」

と、撫でてくれました。

 

いつも、私は祖母から

こうやって普通に生活できていることが

素晴らしくって

恵まれているんだなと、

教えて頂いています。

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