名古屋校からのお知らせ
- 2016.06.19その他
- 花鋏
おはようございます。
日曜日の朝、どんな風にお過ごしですか?
毎週、読んでくださってありがとうございます。
陣内です。
土日の週末もほぼ平日と変わらず早起きをしてまして
先週、町内の組長会に出たら
「体力がないから4時には目が覚める!」
と、初老の紳士のかたがおっしゃっていて
「わかる~」と妙に親近感がわきまして
4時に起きて何をするんだろうと、耳を澄まして聞いていると
新聞を読んでいたり、
TVを見たりしているそうなんです。ついつい、口を挟み
「そんな時間にTV番組がやってるんですか?」
と聞くと、
早起きにしかやっていないよい番組があるのだとか。
少し調べてみたが、なかなか面白そう、4:30からやっているらしい、
27周年も続いてるぽい
渡辺篤史の建もの探訪
とかは、見てみたい
4時に起きますと、この季節は、もうすでに空は薄明かりで
グレーがかった辺りに、どこからか小鳥がピーチクパーチク、口笛より高い音色で
軽やかに起床できるのがこの季節です。
それから、薄暗い台所でガスの火をつけ、蒼白い火の玉のような炎を見ていると
徐々に脳内に分泌物がプシューと流れ出し
寝ぼけ眼の中潜在的に手が勝手に焙烙を握っています。
3000日近くほぼ毎日スタバを辞めてから続けられているので、
性に合ってはいるのですが
こんなに続けているのに豆を変えただけで
ひどくまずく焼き上がることもしばしば。
主人が 一昨日そんな私を見かねてか
「焙煎機を自作したほうがよいのではないか」
と、斬新なご意見を投げかけてくださるのですが
「溶接できないし~」
と、溶接でも覚えたほうがよいのかと少々考えましたが。
今朝も、コーヒー焙烙(ほうろく)を握りながら
「焙烙には焙烙の良さがあるんではないか・・・」
と、熱い火を目の前に手を振り続けながら
「これが機械化できるんだろうか」
と、少しは楽をしたい気持ちが沸々と。
絶妙な左右の振り、
火の加減を調整しながら上下に微妙にずらす、
やはり、手は手の良さがあると我ぼめしつつ、
そういえば、
転職希望の方が
「手に職をつければ長く働けると思う」
と 1昨日もある方がおっしゃっていたのを思い出す。
手に職をつけて一人前になるまでに
計り知れない時間がいるような気がしてならない。
なので手に職をつけるという一大決心に賛同している。
いつの日にか たまたまつけたテレビで
熱い鉄を目の前に 花鋏を打っている
「60歳にしてやっとの一人前、
これからが正念場」
旧制中学校卒業してやっているという、45年の歳月、
何歳まで生きるのだろうか。
1年に何本かしか打てない代物、
生計は成り立つのだろうか、
など要らぬ心配ばかりしてしまう
手に職をつける
仙人というか修行僧レベルの精神の到達というか
ぐうたらな私には「職人になる」なんぞ不向きだと諦めた覚えがあり、
私がしている「営業」という職
兎にも角にも
手に職をつけている間
お金を頂けるというのは、幸甚に存じます。
21年選手の南部鉄瓶と7年目のコーヒー焙烙。
南部鉄瓶で淹れるコーヒーは格別。
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